完全変形ゲッターロボ・リニューアルver. 141227

今日は「完全変形ゲッターロボ」のCADで作りなおした部品の出力部品を組み立てて、それの画像を載せるつもりだったのですが、3Dプリンターの出力業者さんからはいまだ届きません。
前回のゲッター2より圧倒的に部品数は全然少ないんですけどね、どうしたのかな?
最小変形のものより圧倒的にサイズが大きいんで、そのせいかもしれません。

というわけで、今回はまた原型製作の話。
丁度、今はスネカバーを3Dプリンターで作っているのでそこの話にしましょう。
以前書いた各形態の特徴になっているパーツで、ゲッター3としては腕の蛇腹がこれにあたります。
このユニットは重要なため、サイズは可能な限り大きくする必要があり、おのずと収容する場所もスネ内部とかなり早めに決まっていました。
当初のイメージではスネカバーがゲッター1の時だけかぶる、というものでしたので、現在進めている「最小変形」のデザインのコンセプトはこの時のものに近いですね。
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で、スネの内部に蛇腹を入れるには断面がキッチリと輪になっているカバーを作らないといけません。
当時は今のようなCADなんてものは無く、数値を入れればヒョイッと形が出る便利な道具はありませんでした。
今は使わなくなって、倉庫で眠っている旋盤も当時はまだ入手出来ておらず、言ってみれば「夢の工具」でした。
まあ平たく言うと、当時は曲面を描く部品は角材をガリガリ、ヤスリで削って作っていたわけで、上で書いたような正確なパイプ状の部品を手作業で作るのはさすがに無理でした。
で、色々と材料を探して見つけたのが、近所のホームセンターで売っていた塩ビ製の水道管です。
これを適当なサイズで切り出した後にレジンでリキャストしてこれを加工して原型を作って行きました。
先日、原型を調べた際に表面の塗膜を剥がしてみたところ、素材のレジンの色は今ではほとんど見る事のないベージュ色でした。懐かしいですね。
当時このレジンを作っていたメーカーは今もあるのか無いのか…。

ちなみに今回CADで作り出す際も、塩ビ製水道管の規格を調べてサイズの参考にしました。
早く上がって来た出力部品を組み立てて、旧パーツとの合を確かめたいところです。

今週は以上!

※当ヒミケンページも今回で今年最後のものとなります。来年もどうぞ、よろしくお願い致します。

by 高島

©永井豪・石川賢/ダイナミック企画
※こちらの写真に使用の画像は原型のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

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完全変形ゲッターロボ・リニューアルver. 141219

「最小変形ゲッター2ver.2014」の紹介ページが完成して一山超えたので、「完全変形ゲッターロボ」に話を戻します

これまでは思い出話を書いてきましたが、今回は現在の作業の話。
先日、原型をチェックしたところ、ゲッタ−1スネカバーの部品で足りないものがあるのを発見。
どうも数年前の引っ越しの時のドサクサで無くしてしまったようです。
さっそく、この原型部品と同じ形の部品を新規にCADを使って作りなおします。他の部品との兼ね合いもあるので、スネカバーのユニット丸ごとを作りなおす必要があります。
各部品を採寸して、CADソフト内で部品を製作する、という作業を繰り返します。まあー、この作業の進みが早いこと。
数時間でアッという間に出来上がってしまいました。
形状が最初から決まっていたというのもありますが、やはり最大の要因はデジタルの強みでしょうねー。
PCGR141219
実際、当時はこれを作るのに3日ぐらいかけていたはずです。
あとは3Dプリンターの出力品を組んで、仕上げるのみです。

今週は以上!

by 高島

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※こちらの写真に使用の画像は設計中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

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最小変形ゲッター2ver.2014_ 141212

「最小変形ゲッター2ver.2014」の出力部品が組み上がりました。
今回はゲッター3に較べて、かなり複雑な構造になっているため、
CADでは読み切れない部分があるのではないかと心配していました。
いざ組み立ててみると恐れていた通り、干渉しちゃって部品が移動出来ない!なんてところがやはりありました。・・・あー、やっちまったぜ。
その辺は普段通り、直接の手作業でガリガリ改造して、問題は解消しました。
ひとまずこれで造形は完成です。あとは磨き作業と塗装を残すのみです。
後ろ姿にしみじみ、うーん・・・ゴツくてかっこいい。
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これからサフ状態での作品の紹介ページの製作を行います。
年内には予約の受付を開始したいと思ってますので、その際にはどうぞよろしく。

今週は以上!

by 高島

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※こちらの写真に使用の画像は原型のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

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完全変形ゲッターロボ・リニューアルver. 141205

現在、「最小変形ゲッター2ver.2014」は業者さんから3Dプリンターによる出力部品が届き、組み立ての真っ最中です。
組み上がって許可をいただき次第、画像をアップします。

さて、今日はまた「完全変形ゲッターロボ」で、カラーレジンの話です。
「完全変形ゲッターロボ」の成形を開始したのは2000年で、もう15年近く前になります。

141205
当時のガレージキットはムク(下地の成形色)の部品に塗装を施して組むのが、標準でした。
ただ、ウチの作品の性質上、可動で部品がこすれるのは避けられず、これにより塗膜がはがれてしまうのも避けられませんでした。
そこで成形色による部品の色表現に踏み切ったわけです。
今ではそれほど珍しくもありませんが、当時はレジンに色を付けるなんて作業はほとんどどこもやっておらず、どこもノウハウが無かったため、成形を依頼した業者さんは非常に苦労してました。
とはいえ、塗膜はがれの心配はしなくて済むようになったので、成形方法としてはこれが1つの答えだと思っています。

また、この「完全変形ゲッターロボ」で初めて組み上がった完成品の状態での販売も始めましたが、組み立てる際の作業工程を軽減する効果もかなりあります。
全部品に塗装を施すなんて事になっていれば、それこそ大変なことになっていたでしょう。

その後、業者さんを変えたり他のキャラクターをこなしたりし、最終的には自社で成形を始めましたが、丁度その時のタイトルは「完全変形ゲッターロボ」の「リニューアル・バージョン」でした。ウチの仕事の節目には必ずゲッターロボが関わっているのだなー、とつくづく感じます。

この時に使われていた素材はH&k社の「#3012」ですが、これよりウチの作品の性質にマッチしたレジンにはいまだにお目にかかったことがありません。
1昨年より生産を再開しましたが、現在の諸条件によりこの「#3012」は使用できませんでしたが、H&k社の協力により、来年2015年から新しくウチでも使える改良型の「#3012」を提供してもらうことになりました。素晴らしいです。

この素材は今度のゲッターロボの復刻版よりこれを使用する予定で、現在開発中の「ゲッター2ver.2014」もこれを前提とした設計になっています。

来年はこの新型レジンの投入により、また新しいノウハウが発生するかもしれません。楽しみですね。

今週は以上!

by 高島

©永井豪・石川賢/ダイナミック企画
※こちらの写真に使用の画像は原型のものです。
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最小変形ゲッター2ver.2014_ 141201

「最小変形ゲッター2ver.2014」の設計が完了。現在、業者さんからの3Dプリンターによる出力待ちの状態です。
CADソフト内ではキッチリ出来上がっていますが、実際の部品が上がって来ていざ組み立てる時に、思いもよらない障害が発見される、なんてのは非常に良くある話です。
部品が届くのが楽しみでもあり、怖くもあります。
今回は上手く行ったでしょうか?かなりアクロバットな組み方をする部分もあるのでドキドキです。

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今回の画像は設計が出来上がった全体のCAD画像です。
あくまでCAD画像ということで、実際の立体物は変更する可能性はあります。
上にも書きましたが、どこにも入り口が無い内蔵パーツ、なんてのを作っちゃってるかもしれませんので。

今回のゲッター2はロケットノズルの配置がデザインの重要な
要素になっています。
背面にノズルを集中させて、地上をドガーッ!とぶっ飛んで行くようなデザインにしたかったわけです。・・・速いぞー。
さらに腰周りについたノズルで逆噴射と方向制御をする感じ。
お客さんには、そういうようなイメージを感じていただけるとうれしいですね。
実物の画像公開まではまだしばらくかかります。請う、ご期待。

今週は以上!

by 高島

©永井豪・石川賢/ダイナミック企画
※こちらの写真に使用の画像は設計中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

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