大完全変形超銀河グレンラガン 180117

2018年最初の「超銀河グレンラガン」進行報告です。
いやー、久しぶりですね。
去年の暮れから正月過ぎまで、他作品の現場作業で一杯一杯でしたが、やれる時にチビチビと進めていました。
「ドリルが1回転すればちょっと進む」のグレンラガンの精神そのものです。
設計に割く時間の確保も大変なので、原稿書きの時間を節約するため、設計をしながらPCの音声入力を使って口述筆記なんてのを試しました。
一応、自分が喋れば文章にはなるのですが、それの内容が誤り(というかソラミミ)だらけでひどい状態で、どうにもそれが気になって設計の方に集中できません。
というわけで、本末転倒になってしまうので口述筆記は中止。
後日、録音だけしてそれを原稿化するなんていう方法を試してみようか、とも考えています。

久々の今回はやっと時間が確保できたので従来通りの手書きによる原稿を書いております。
上でも書きましたが、ここしばらくは他作品の組み立て説明書作成と付属アイテムのマント製作オンリーの仕事が続いていました。
マントなんていうのはガレージキットというよりドールのジャンルですよね。いっその事、そっちの方にも進出するか?

さて、設計の方は腕ユニットの残りのパートの拳部分を作っていました。
拳は顔と同じく表情があるので、なかなか大変です。正直苦手だなー。
指や手のひらの細かい造形は後にやるということにして、まずは大雑把な円柱パーツを配置して拳全体のバランスを決めて行きました。
hg_grlg _180117a
こんな感じです。

一通りのバランスが決まったあたりで、指のディテールを作り込んだ指素体を作ります。
hg_grlg _180117c
この素体を先に作った、大雑把な拳の各指の円柱部分と入れ替えて行きます。
指素体は人差し指サイズで作ってあるので、中指と親指は拡大、小指は縮小して入れ替えます。
hg_grlg _180117c2
各関節部には球体を配置して関節っぽくしてあります。

この球体は「回転体」というコマンドを使って作りました。
本番用指の断面サイズに合わせた半円を2Dで描き、これを回転させて球体にしますが、ここでトラブルが。
hg_grlg _180117b2
過去何度も行なっていたこのコマンドがまったく受け付けられず、原因不明の動作拒否状態に陥ってしまいました。
かなり長い時間を要していろいろと調べましたが、原因はまったく不明。
ソフトの破損を疑って再インストールまでしましたが、症状は変わりません。
で、ほぼ諦めていた時にいきなり問題が解決。
回転体を作る際に様々な数値を打ち込むダイアログ画面の通常変更しない場所で、数値がゼロになっているところを適当に別の数字を入れて実行してみたところ、いきなり回転体ができました。

どーも、ダイアログ画面のこの部分に英数字ではなく、カナ数字でゼロを打ち込んだヤツがいたらしく、その数値の状態がダイアログに残っていたらしいですねー。
カナ数字はデータ操作の際には数値として認識されないので、原因はこれでしょう。
「そして、犯人はこの中にいます!」ええー!?
はい、自分です。
多分、夜中に設計している時に寝ぼけてこのダイアログ画面をいじっちゃったんでしょう。で、一見ゼロとなっている数値はカナか英数字かはパッと見じゃわかりませんからねー。
hg_grlg _180117h

というわけで、良い教訓を得ました。
「ソフトがいうことを聞かない時は操作画面の数値を疑え」、いや「寝ぼけた自分が概ね犯人」です。

というようなことで、とりあえずは拳も外形モデリングが完成しました。
hg_grlg _180117dhg_grlg _180117e

実物で雰囲気を見るために、先日導入した出力機を使ってこの拳だけを出力してみました。
hg_grlg _180117fhg_grlg _180117g
おー、いい感じですね。拳は色分けの分割等以外は手を入れないと思うので、これでほぼ完成ですね。

これで、腕パートも完成を見たので、次は外形モデリング最後の難所の頭部に入ります。ここは勢いをつけて一気に終わらせたいですね。

(C)GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KONAMI・テレビ東京・電通

※画像のものは開発中のものです。
今後、修正・変更される場合がございます。

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「大完全変形グレンラガン・ギガボックス」 180105

明けましておめでとうございます!
2018年、第一回目の製作レポートです。
皆さんは年末・正月は趣味模型とかはやれましたか?
自分は、あれもやりたいこれもやりたい、といろいろありましたが、グッと抑えて仕事のみの作業を行ってました。
優先順位がありますからね。正月休みは改めて、取れるタイミングに取りたいと思います。
購入してから数年越しのスターウォーズのキットとかをその辺で組みたいです。

さて、年末正月は原型などの部品よりもデザイン等の2D関連の仕事が中心でした。
今日の話はそれのうちの一つです。

今回のグレンラガン・シリーズでは新しい通販特典にコクピット関連のパーツが付きます。
かなりゴツいコクピット・シートを再現しましたが、さらにコクピット内装も再現したくなりました。
いや、仕事中に流してたグレンラガンのビデオの影響なんですけどね。
というわけで、前回のギガドリルに添付した特典と同じ仕様で、書き割りっぽいコクピット内装の背景を作ってみました。
劇中の画像を見て、イラストレータで自分が描き起こしました。
gbox_back01
サンプルは業者さんによる印刷で、本製品と同じ仕上がりです。
grlg-n-sp-back2
これを製品本体の後ろに置いて、寄って見るとかなりコクピットっぽいです。
grlg-n-sp-back3
お〜。
さらに周囲にダンボールとかを切って入り口っぽいフレームを切るとさらに本物っぽくなりますね・・・って、危ない危ない。
これぐらいで止めておかないとキリがないです。
ということで、自分の気まぐれで特典が勝手に豪華になりました。

今年は、こんな調子でグレンラガンを中心に暴走気味の仕事になりますので、
どうぞお楽しみに。

今回は以上!

by 高島

(C)GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KONAMI・テレビ東京・電通

※画像のものは開発中のものです。
今後、修正・変更される場合がございます。

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「可変エスカフローネ復刻の道!」 171215

みなさま、お久しぶりです。
いやー、さすが年末ですね、非常にバタバタしております。
ああ、うちは年中こんな調子なんですけどね。
どちらかというと、説明書のデザインをお願いしているデザイナーさんが大変な状態になっているそうで、原稿の上がりの時期が未だ確定していない状況です。

説明書以外の準備はジタバタしながらも割と着々と進んでいます。
パッケージラベルのデザインは自分の担当で、こちらも完成して現在印刷が上がってくるのを待っている状態です。

で、今回はこのラベルの話。
エスカフローネは世界観が中世風なので、ラベルデザインはそれにあった雰囲気にしようと思い、ミュシャ風のアール・ヌーヴォー調に挑戦しました。

もともと自分はミュシャが大好きでどハマりしていた時期がありまして、当時買い漁った図録や資料を押入れから引っ張り出して真似できないか色々と検証。
絵を見て喜んでいるだけとは違い、いざ実践しようとなるとこれがもう、とてもとても・・・。
なんとか雰囲気を近づける程度には持っていくことができました。
こんな感じですね。
esc-rev_pack1

とはいえ、自分としては非常に頑張りましので現物が届いた際にこれも喜んでいただけると嬉しいですね。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
今後、修正・変更される場合がございます。

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「可変エスカフローネ復刻の道!」 171124

前々回で書いた肩の宝石ユニットの新しいパーツが出来上がりました。
出力機が手元にあるので、設計からあっという間に部品が造形されますが、この部分はその後の仕上げ作業で磨き込んだ後にクリアー塗装を施したりする手間がかかり、とても時間がかかりました。

esca171123
画像右が旧パーツで、これに奥行き感を持たせるのが新設計の目的です。
まずは旧型を加工して中身が全部詰まっている状態にしてみました。かなり暗くなってしまっています。宝石ほどの透明度がある素材ではないので、肉厚をここまで厚くしてしまうと光が抜けずこういう暗さになってしまいます。
左側が肉厚を上記2パーツの中間ぐらいにしたものです。
暗くなり切らず、奥行きもそれなりに出ているのでこれぐらいがちょうど良い当たりかと判断しました。
これを製品版に採用しようと思います。
また、今回の肉厚の調整に合わせてヒンジ周りも強化を行い、これの強度もアップさせています。

さあ、これからこのパーツを一気に生産して、先行している本体に追いつかせないといけません。
急がなければ〜。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

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「可変エスカフローネ復刻の道!」 171117

ただでさえバタバタしているところに、どういうわけか外出しなければいけない用件が今月は集中しており、作業時間の確保に苦労しています。
こういうところは1人で加工作業をやっている辛さですね。

さて、今回もエスカフローネの方のレポートです。
肩の宝石(エナジスト)パーツの新しい原型は出力・研磨及び新しい型の製作作業が完了し、これからテスト成形にはいるところです。
比較検討するのにもうちょっと時間がかかるため、こっちのレポートはまた次回に行います。

今回はマントの話にします。
以前に試作を何度かレポートしましたので、ご存知の方もいるかと思いますが、今度の「エスカフローネ・リバイバル」ではマントの中に金属線を封入して、形状の変化と固定を両立した作りになっています。
試作製作は成功していますが、試作モデルでは金属線の封入・裁断及びマントの端の飾りパーツの取り付けを行うのにとても時間がかかりました。

この一連の作業を効率よくやれるようにするための治具、というか特製のアイロン台を自作しました。
密着時に金属線を定位置にセットしやすくするためのミゾを作ることにしました。
金属線の厚みはミゾに逃げるので布同士の密着度を上げる効果もあります。

esca171105b
これが製作時の画像ね。
糸ノコでミゾの形を切り抜いた薄い板をベースの板に木工ボンドで接着、クランプで固定してまる一晩放置。
esca171113a
出来上がった状態です。
各ミゾの末端に頭を切ったネジ釘が打ち込まれています。
金属線はこれに巻きつけて固定します。

上に書いた手順をこのアイロン台の上で行います。
esca171113b
これが密着完了時の状態。

これから今度はマントと帯の形に切り抜きます。
これも専用の切断ガイドの治具を作りました。
全部、見せちゃうのもなんなので、これの画像は省略。
esca171113c
これが仕上がった製品版仕様のマント第1号です。
構造は同じなので、見た目は前回と変わりませんが、作業時間は半分になりました。
とはいえ、一連の作業を完了するのに3時間ほどかかってしまっています。
まだかなり要領が悪くモタモタしてますので、もっと手早くやれるようにする必要があります。
これは自分の作業の熟練が必要になります。
何枚も作らないといけない、ということでなかなかね・・・大変です。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

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