2017 年 8 月 28 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170825

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 10:23 AM

現在原型の研磨作業が続いています。
これと並行で色別成形用の部品分割をして来ましたが、最後の部品となりました。
竜形態時に背中に載せる主人公とヒロインのフィギュアです。
エスカフローネ本体と同様に全てのカラーリングを表現する、というのはさすがに難しいのですが、表現できるところまではやろう、ということになりました。

元の原型を切り刻むわけにはいかないので、まずは複製をとります。
esca170824
画像はこれの型埋めの半面で、粘土を取り去ったところですね。
これにシリコンをもう1回流して型の出来上がりです。
フィギュアの隣にあるVの字の部品は肩の飾りパーツです。
これは計4個必要になる部品なので、フィギュアの複製を作る際に一緒に抜いてしまおう、ということで一緒に埋まってます。
今回、このパーツは剣の刃の部分と一緒にシルバーで成形する予定です。

次回は最後の加工作業、フィギュアの分割に入ります。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2017 年 8 月 24 日

イベント用ディスプレイスタンド製作その2

高島 肇 — Filed under: 天元突破グレンラガン,完全変形グレンラガン @ 8:15 PM

今回は先日のワンダーフェスティバルで展示したディスプレイスタンドの話の続きです。

会場のブースは電源を引いてもらっています。
申込当時は具体的に電源をどう使用するか決めていませんでしたが、今回はせっかく電源があるのでLEDテープを使ってかっこよく光らせよう、ということになりました。

LEDテープは作品製作のため、色々と試行錯誤を繰り返していたのでノウハウと余り物の部品は大量に残っています。ええ、大量に。

展示の他の2体と同じくグレンラガンもキャラクターの雰囲気を出したものにしたいと考え、前回の中世風の素材を百円ショップで探した際に、一緒にアレコレと物色しました。

やはりグレンラガンですから、ドリルを想起されるものがいいですね。ドリルっぽく円錐型になっていて、天面が程よく作品を置けるくらいで平たくなっているものがいいです。
側面はドリル溝を作ってLEDテープで劇中のように光らせられると良い雰囲気です。

切り抜いたりする加工に程よい肉厚とサイズの円錐形の容器を色々と探しました。
ガーデニング用の鉢、ゴミ箱、洗面器・・・。
最終的にはキッチンコーナーで見つけたサラダボウルにしました。
円錐ではありませんが、半球状のカーブで天面に向かって先細りになっています。天面にする底の面積もちょうど良い感じです。
透明な素材なので、側面のドリル溝は切り抜かずにマスキング塗装で表現できるので、加工の手間も減って楽そうです。

サイズは他のディスプレイスタンドよりだいぶ高さがあるので、真ん中あたりでノコギリで切断することにしました。
加工自体はこれだけなのですが、まあこれが大変でした。
もともとキッチン用品ですから簡単に壊れるような素材ではできていないわけで、いざ切断を始めると想像以上に硬くてなかなか切れません。
40分くらいかかり、フウフウ言いながらなんとか切断完了。
しばらく休憩を入れないと次の作業にかかれませんでした。

次は天面と側面ドリル溝の発光部分をマスキングして塗装。
車の塗装用のスプレーでメタリックグレーを一気に塗りあげました。このテの大きいものは車用品の方が手っ取り早くて良いですね。

マスキングテープを剥がし、次はLEDテープの配置。
テープは裏面に糊がついているので、簡単に配置できます。
便利になりましたねー。
天面はプラ板でLEDテープ用の内部台座を即席でサクッと作り、これに張り込みました。
あとは電源などの配線をして終了。LEDテープはこの辺も本当に簡単です。
grlg170824c
完成品はこんな感じです。
grlg170824a
grlg170824b
会場では他の2作品に負けず、開場時間中ずっといい感じで光ってくれていました。

今回は以上!

by 高島

(C);GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KONAMI・テレビ東京・電通

2017 年 8 月 18 日

大完全変形超銀河グレンラガン 170817

高島 肇 — Filed under: 大完全変形超銀河グレンラガン @ 11:09 AM

現在、別製品の研磨をメインで作業しています。
これが終わった後に「超銀河グレンラガン」の設計が本格的に稼働しますが、いきなり頭のギアは設計の方には入りません。
助走期間として毎朝わずかの時間を設計に振り分けて、頭を慣らして行っています。

スネから足首のモデリングが終わったところで作業が中断していました。数ヶ月ぶりに見てみると足首の形状に違和感があります。
足の裏の幅がずいぶん大きすぎます。さらに、スネとの接続部の断面の形が合っていません。あちこちエッジが飛び出してしまってます。
hg_grlg _170813a
前回自分は出来上がった時には何も感じなかったのでしょうか?
おそらく作業に時間を長く取られて苦労して作業していましたから、それで贔屓目で良くないポイントに目が行ってなかったのかもしれません。

どれだけ苦労したとしても、気に入らないものは使うべきではないので、廃棄!
とは言っても工程の履歴は使い道がありますので本当には捨てず、
「ジャンク部品置き場」というレイヤを作って、その手のモデリング部品を放り込んでおきます。

前回のモデリング時には単純な2Dで描いた断面をNURBS化し、サイズを変更して各位置の断面にしていました。
hg_grlg _170813b
今回はスネ接続部から足の裏の形状まで断面形状が変化するようにします。なかなか面倒な作業なので気が進まなかったのですが、仕方がない。ここはぐっと我慢。
まずは足の裏のNURBSをコピー。
前回に描いた2D画像やNURBS曲面は使わず、足の裏のNURBS曲面のコピーを必ず使います。
理由としては、形状は似ていても他のNURBS曲面 を使うと頂点の数や繋がり方が違っている場合があり、各断面を使ったソリッド化の際に思った形にならない場合が多いためです。

次に、間に入れる断面にするNURBS曲面を作ります。
再度コピーしたNURBS曲面を任意の高さに置き、正面と側面のシルエットのガイドラインに合わせてサイズを調整します。
hg_grlg _170813d4
hg_grlg _170813d5
次に上部から見た位置で、NURBS曲面の各頂点の位置を調整します。
hg_grlg _170813e
先の足の裏とスネ接続部の各頂点の位置を線でつなぎ、中間NURBS曲面の各頂点をこれをガイドにして、イメージの形になるよう調整します。
前回は断面数は5個でしたが、今回は3個にとどめています。
断面の形状が変化してのソリッド作業は断面が多いと側面カーブのコントロールが難しいためです。
hg_grlg _170813d

何度かこの工程を繰り返して、ちょうど良い形状を模索し、出来上がったソリッドを旧足首パーツの履歴に潜り、データを入れ替えます。
hg_grlg _170813d6
出来上がったものを比較して見ましょう。
hg_grlg _170813g
hg_grlg _170813g2
右側が旧部品、左が新部品です。
前回の足裏のヤボったさとスネ接続部の形状の不一致が良くなっています。いいんじゃないでしょうか。

何度もトライアンドエラーを繰り返したため、かなり長い期間がかかってしまいました。毎日わずかの時間の作業で、10日ほどかかりました。
それでも、今後不都合が出た場合は今回同様、捨てます。
かかった時間や労力を惜しまないのが、良い作品を作る基本だと思いますので。

今回は以上!

by 高島

2017 年 8 月 11 日

イベント用ディスプレイスタンド製作その1

高島 肇 — Filed under: その他 @ 4:51 PM

現在、原型の研磨作業の真っ最中です。
当初の予定では現時点で仕上げ作業は全て完了し、複製作業に入っていなければいけないところですが、原型の改修とその他の作業に時間をとられ、全体の進行が遅れてしまっています。
これにより、お届けの初月及び翌月の予定を変更させていただきました(お届けの予定はこちら)
長らくお待ちいただいている皆様には大変申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。

さて、部品の方は研磨中でバラバラのため、画像のネタがありません。
今回は先日WFで原型展示用に製作したディスプレイスタンドの画像です。
d_stand03
これはWF前日に約半日で作りました。
何しろただでさえ忙しい状況なので、できるだけ短時間でできる作り方を数日前から考えました。
ベースはうちの既存の製品のディスプレイスタンドの部品を使用。
これの表面に、キャラクターのデザインに合わせた中世っぽい雰囲気にするような部品を貼り付けていく方法が1番手っ取り早いのでは、と考えました。

近所の100円ショップに行き、素材になるものを色々と物色しましたが、いざ探してみるとなかなかコレ!というものが見つかりません。
最終的に決めたのはPP製のカゴで、各側面がソレ風に細かく切り抜かれてまして、これを型取り・リキャストしてスタンドに張り込んでいくのが良いのではないかと。

で、これが切り抜いたカゴ側面の型ですね。
esca170811d
これにレジンを薄くかけて膜が若干残るようにします。
硬化後に外すと、この切り抜き部分が彫刻されたような板パーツができます。
あらかじめスタンドに合わせるために作っておいた型紙に合わせて、この板を切り込みます。
その後、これをドライヤーでブォーンと温めて曲げてパーツの出来上がり。
計4つのパーツを作り、スタンドに接着。
天面の切り口がそのままだと見栄えが良くないので、細く伸ばしたエポキシパテを貼り付けていきます。
エポキシパテにはパターン状になるようにヘラでくぼみをつけておきます。当初額縁っぽい仕上がりをイメージしていましたが、なんだか菓子パンっぽくなってしまったような気もします。

エポキシパテの貼り付けが終わったところで、乾燥用のオーブンに放り込み、1時間ほど放置。
これであっという間にエポキシパテは硬化します。

その後はエアブラシで金色を吹き付け、クリアーでコティング。
テープLEDを配線して出来上がりです。
LEDは外部の100ボルト電源を使うため、非常に明るいです。
当日の会場の照明にも負けてなかったですね。
d_stand02

とまあ、こんな感じで大急ぎで作りましたが、まあまあの出来です。いかがでしょうか?

今回は以上!

by 高島

2017 年 8 月 4 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 1707804

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 4:31 PM

先日はワンダーフェスティバルの弊社ブースまでお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
紆余曲折ありましたが、なんとか原型展示を間に合わせることができました。
今回の画像は組み上がった直後に撮ったものです。
esca170804a
esca170804b
esca170804c
これを展示する際にLEDで照らしあげる台座も急ごしらえで作りまして、これは当日の前夜に徹夜作業となりました。
朝方には完成しましたが、これらを持って会場に行かなければ行けないため大荷物となり、その上雨にはガンガン降られるわ、電車は止まるわで散々でした。

原型は一旦組み上がりましたが、またバラバラに分解してこれからしばらくは延々と研磨作業が続きます。

紹介する画像ネタがしばらくなさそうなので、台座についてはまたその時にでも紹介します。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2 / 10812345...102030...最後 »

© STUDIO HALFEYE