2017 年 6 月 16 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170616

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 8:00 PM

長くかかったエスカフローネ翼の作業から解放され、旧パーツ加工にかかる予定でしたが、その前にCAD設計でやらねばならないことが残っているのを思い出しました。
下腕周りはすでにCAD化しまして、この流れで手首パーツもCAD化することになりました。
手甲部分と指部分の色分けのためのパーツ分割及び剣の柄を差し込むために、構造を変えないといけないのでCAD化した方が手っ取り早いだろうと。

久しぶりにCADソフトを立ち上げて手首の作業に入ったところ、まあソフトが言うことを聞かないこと。
手の指や手のひらなどをくっつけさせる「噛み合わせ」のコマンドを入れると、ひたすら拒否りやがります。
各部品の配置はこんな感じでまとまりましたが一つの塊にする噛み合わせはできないままで、ただめり込ませて配置しているだけです。
esca_部品170616a
esca_部品170616b

通常はこの噛み合わせを阻害している要素を履歴の中に潜って洗い出して、修正を加えて噛み合わせをさせますが、今はそんなことをのんびりやっている余裕はありません。
とりあえずそれぞれ分解状態のパーツを出力して、それを手加工で削り込み・接着を行なって仕上げることにします。

あとはマントの端の飾り部分も新しくCADで作ります。
前回の試作の時に取れたデータで、色々と内部の形状に手を入れる必要が出たので、CADの方が早く進むと思います。

で、業者さんが出力している間に旧部品の複製・加工を行う、と。
出力業者さんももう夏のイベント前で忙しくなり始めている頃だと思いますので、そう言う意味でも出力を先に済ませちゃった方がいいでしょう。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2017 年 6 月 5 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170602

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 6:44 PM

エスカフローネ翼のテスト型、2つ目の注型テストを行いました。
今回は前に使った型の反面に加工を施した後、原型を無理やり密着させて再度シリコンを流し、新規のテスト型にしました。
本来、型の反面側にシリコンを流す際は原型は絶対に外れないようにするのが鉄則ですが、型を加工して塗膜形成が実用化できるかどうかを確認するのが主旨です。
今回はあくまでテスト型なので後日、本番でまた新しく作り直します。

で、今回注型テストでできた部品がこれです。
esca170602a
結果の方はどうなったかというと、大成功です。
アップで見てみましょう。
esca170602b
下が前回、上が今回の部品です。
下の方は部品のエッジの塗膜が破れてそのまま固まってしまっていますが、上の方は新しく加工を行ったおかげで無事に成形できています。
具体的どうやったか、というのは一応企業秘密。そんなに難しいものじゃないんですけどねー。

随分と長くかかりましたが、これで新しい成形方が確立され、翼の関しての作業はこれでひとまず終了です。
やっと次のパートに入ることができます。
次回からは旧パーツの色分割のための複製と、加工作業です。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2017 年 5 月 26 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170526

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 5:11 PM

今週は前回出来上がった型に加工を加えて、エスカフローネ翼の裏地の赤の塗膜形成しての成形実験を行いました。
esca170526

とりあえず今回の第一目標の塗膜形成は成功です。表面塗膜面も強度があり、爪でガリガリ引っ掻いた程度では全く剥がれません。
裏返して、オモテ面への赤色の透けもありませんね。
これも赤を塗ってそのまま成形したわけではなく、透け防止に一手間をかけてから注型を行なっています。
強度・発色ともに十分、実用レベルの成形物と言えます。

ただ、エッジの部分の塗膜面が剥がれた状態になっているところがあります。これは成形後ではなく、成形前の型を合わせる際に擦れて塗膜が剥がれてしまったらしいです。
これは対策を考えないといけませんね。
型をセットする際に型のシリコンゴム同士がエッジでこすれるのは避けられません。
これは型の分離面を塗膜のエッジから遠ざけた構成にすると良いのではないでしょうか?
要するにノリシロならぬ擦れシロを作ってやれば、ということで。

となると、型はもう1回作り直し、ということになります。
あー・・・大変だなー。
まあ、全て一気に成功というわけにはいかないもんです。
確実に完成に向かって前進しているので、焦らず一歩づつ進めたいと思います。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2017 年 5 月 19 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170519

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 3:40 PM

今週は長らく格闘が続いているエスカフローネの翼の型の作業です。決着はつくでしょうか?

まず、前回に大敗を喫した型の1回目のシリコン流しを行いました。まる2日間シリコンの硬化を待ち、そのあと慎重に粘土を剥がしていきます。硬化後のシリコンの液面もその前に確認、綺麗に水平状態で盛り上がりなどはありませんでした。
これがその途中の画像。もうビクビクもんです。
esca170514a

粘土を全て取り除きました。
esca170514b
今回は原型の片側の先端がほんの少し浮き上がりがありましたが、軽く押さえてやるだけでなんとかなるレベルなので、まあ合格でしょう。
あれだけ慎重に埋めていってもそれでも浮き上がりは皆無にはならないんですね。面積が大きい薄物はそれだけ、難しいということでしょうか。

浮き上がった原型先端を瞬着で再固定してシリコンを流し込み、反対側も無事成功。やっと型ができました。
で、今度は注型のテストです。

esca170514c
とりあえず通常の注型は問題なく成功。若干、厚みが足りなくなっているところが見受けられます。薄物はほんと難しいなー。これは注型時に厚みが増える小技を使う必要があります。

フー・・・、これで型製作の第1段階は終了。次は裏面だけに色を乗せる加工のテストに入ります。これもアイディアはいいんですが、実行が色々と難しそうです。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2017 年 5 月 12 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170512

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 3:09 PM

えー、今回は悔しい報告になります。
ここしばらく続いていた翼の磨きが終了し早速、型の製作に入りました。
何しろ待ちに待った新しいアイディアによる成形方ですからね、これが成功するとうちの新しい領域がまた広がるゾ!てな感じで盛り上がっていたわけです、ハイ。
通常の型の製作法と同じ、粘土に埋め込んで上からシリコンをかける作業です。
翼は面積が大きいため、1日がかりの作業になりました。
esca170505
これはその途中の画像ね。根気よく粘土で型の分割面を作っていきます。
時間はかかりましたが、特にいつも通りと同じく問題が起きることもなく枠で囲んだ後、これにシリコンを流して硬化を待ちます。

で、翌日固まったシリコン型を裏返し、粘土を剥がします。これにまたシリコンをかけて完成、というのがいつもの流れなのですがここで問題発生。
粘土を剥がして見たところ、原型の部品がシリコン型からベロっと浮き上がっています。
本来、型作りの際には部品はシリコン型から外さずに粘土のみを取り除くのが大前提ですが、面積の広い薄物の部品は真空脱泡の影響で浮き上がりやすく、ややありがちな現象です。
この場合は型に部品をはめ込み直して密着固定すればなんとかなります。

ところが!
今回はこの原型の部品がシリコン型に全くはまりません。
明らかにシリコン型のくぼみと部品の形状が合わず、はめ込む以前の問題です。
ここのところ気温が上がってきたので、温度変化で原型部品かシリコン型の変形が起こったのかもしれません。
翼と組み合わせる別部品で確認を行い、原型部品の変形は無いようです。
・・・とするとシリコンかー。
まさかこんなことになるとは思ってもいなかったので、硬化後のシリコンの液面がどうなっていたかとか、全然注意して見ていなかったんですよねー。
部品面の方の表面のディテールなんかは綺麗に出ています。
ただ、翼の膨らみのカーブの窪みは見た目にも浅い感じがします。

結局、シリコンが怪しいというところまで行きましたが、原因はわからないので、もう1回トライしてみます。
比較するため、変更条件も少なくして行います。
そうですねー、今回は室温ができるだけ変わらない場所に長時間置くのと、型埋めの際に絶対部品に力がかからないようにします。
これでどうなりますか。

さて、これだけだと先週の作業は全く進展しなくて悔しいので、夜間に時間をねじ込み、腕パーツのCADによる新造作業も進めました。
前回、旧部品からサンプリングした画像を元に、CADで作り直しました。
これも結構手間が掛かりましたが、なんとか完成。
なんだかわからない原因で丸1日分の作業がダメになっちゃうのに比べると、CADソフトのワガママなんて可愛いもんです。

手首リングにはめ込む別色パーツ以外は旧パーツとほぼ同じサイズと構造になっています。展開するとこんな感じですね。
esca170511

と、今回は2週間がかりのレポートでした。
次回は型はうまく行きますかね?結果報告いたしますので、お楽しみに。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

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