2017 年 5 月 4 日

大完全変形超銀河グレンラガン 170429

久しぶりに「超銀河グレンラガン」の設計を再開しました。
前回作業時のファイルの日付を見ると、去年の8月16日だって!ドヒー!!よくもこれだけさぼっていたなと・・・。
今回はこのまま一切止めずに一気に完成まで持って・・・行きたいです。

さて、前回はスネ部分の途中まででしたが、ほとんど大まかには終わってますね。
hg_grlg _170429f
残っているのはドリル穴や足の裏のディテールなどの細かいところばかり。
ちょうど、CAD設計の感を取り戻すのに良い程度の作業です。
どういう風にCADで作っているかも今日から紹介しようと思います。
方法は色々とありますが、あくまで自分流ということで。
使っているソフトはVectorworks2015です。

今日は膝頭のミゾを作ります。
まずは膝頭のミゾの側面から見た時の絵を2Dで書きます。これに奥行きをつけて立体にします。斜めに見ると板になっていますね。とりあえずこれはそのまま置いておきます。
hg_grlg _170429d
ミゾ部分の面は膝頭の表面から一段低くなっています。
ベースの膝頭ブロックを材料にすると、均等な面ができます。
スネ作成のグループに潜って行き(履歴に入り)、噛み合わせた膝頭ブロックを持って出てきます。

次に膝頭ブロックをシェル化、ミゾで低くしたい深さのがらんどうの膝頭ブロックを作ります。
できあがったシェルにさっきコピーした膝頭ブロックを重ねて、ブロックをシェルで削る指示をします。
hg_grlg _170429c
これで一回り小さい膝頭ブロックができます。

次に、一回り小さい膝頭ブロックを先ほど作った板で削ります。これで膝頭のミゾを作るための切削ブロックができます。hg_grlg _170429b

スネ本体に切削ブロックを重ねて、切削指示。
hg_grlg _170429a

仕上がりはこんな感じですね。
hg_grlg _170429e

こういう調子でディテールを削りこんでいくわけです。
その時々でディテールの形は変わりますが、基本的な動作はこんな感じです。
今回の膝頭は簡単で、基本動作を説明するのにちょうど良い場所でした。

今回は以上!

by 高島

(C);GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KONAMI・テレビ東京・電通

2017 年 4 月 28 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170428

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 4:01 PM

まーだ翼の磨き作業が続いてます。
もう気泡を埋めて磨き、サフを吹くとまた気泡を発見してまた埋めて、というような繰り返しでじわじわ進んでいます。
あともう一歩で終了しそうな感じです。
ここは焦っても仕方がないので、ひたすら我慢。

翼の穴埋めでパテの硬化待ちの間に次の作業に移行する準備を始めています。
次は手首周りです。
ここは旧部品が残っており、形状の変更もありませんが一部色分け部分があり、ここの彫り込み作業が厄介です。
さらに蛇腹部品との合わせも改善の必要があるので、ここは思い切ってCADで新造することにしました。
断面を採寸するため、ノコギリでギコギコ切って真っ二つにしました。

現存している旧作の最後の1組なんですけどねー、ヒー。
勿体無いんですが、これをやらないと採寸できないんで断行しました。
断面はスキャニングして取り込み、後日CADで形状を復元します。

こちらはそれほど時間はかからないのではと期待しつつ、今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2017 年 4 月 21 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170421

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 7:18 PM

エスカフローネは翼のパートの作業を続行中です。
現在はひたすらシコシコ磨き中。
例の塗膜を使った新成形法は型が出来てからなので、まずは原型を仕上げなければ、実戦で使えるか確かめようもありません。
もうちょっとの我慢ですね。
esca170421
磨きの方は、旧作は梨地に仕上げていたので、これを磨きとるので時間が取られています。

20年前の原型製作当時に、表面仕上げの参考にデザイナーの山根公俊氏にエスカフローネの素材はどんなものなのかお聞きしたことがあります。
「セラミックのような素材」とのことで、当時は「セラミック=焼き物」と自分はイメージして、ざらっとした感じで仕上げました。(ちなみにこの素材については、あくまでデザイン上のイメージをお聞きしたお話なので、公式な設定ではありません。)

現在はちょっとイメージが変わってまして、同じ焼き物でも釉薬を塗ってある陶器のようなテラっとした艶のある感じなのではないかと思っています。
そのため、今回は磨き込みで余計時間がかかっている次第。
上がり次第、型製作に移行の予定です。

というわけで、今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2017 年 4 月 14 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170414

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 5:08 PM

エスカフローネ竜の翼のパートの作業の続きです。

前回で成型時に塗膜を貼り付ける方法の実験が成功したので、本番に向けて部品の加工を開始しました。

翼裏面は塗膜を貼り付けますが、ここに骨ディテールを邪魔になるので取外し式にします。
まずは一旦、削り落とします。ここにはダボ穴をあらかじめ開けておき、後でここに骨ディテールパーツをはめ込む構造にします。
今回はこの骨パーツの製作が主です。

翼裏面の骨を削り落とした表面をヤスリで整えた後、表面にニベアクリームを塗りつけ、エポキシパテを練って適当な長さにして押し付けます。

エポキシパテが固まったところで翼から丁寧に剥がし、骨パーツのシルエットになるようカッターナイフでガリガリ削ります。
雰囲気が合うよう、翼本体にはめて確認しながら進めます。

形が決まったら、今度は半丸の棒ヤスリでガリガリ削って、断面の丸いカーブを出していきます。
エポキシパテは細くなるとポキっといきやすい上、不思議と形も曲がりやすい癖があるので、気を使います。

はい完成。これで骨の別パーツ化は成功です。

次回は羽全体の磨きを行って仕上げます。
他の部分は置いといて、型の製作まで先行させて一気に行きます。
例の塗膜成型方が有効か確かめたいので。
本当に実用的なのが実証させられれば、かなり新しい方法です。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2017 年 4 月 6 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170406

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 2:47 PM

今週はエスカフローネ竜の翼のパートの作業に入りました。

旧作はお客さんに塗装を行っていただく仕様だったので、部品は色のことは気にせず一体成形でできました。
今回の新バージョンは着色のことも考慮しなければいけない現在の仕様なので、ちょっと厄介です。

翼のカラーリングから説明しましょう。
esca_dr_suf01
翼上面は本体の白色で、裏面は翼の骨部分を除いた膜状の部分のみ赤色になっています。
旧作のようなキット仕様の場合は、翼の骨部分をマスキングして裏面膜部分にエアブラシで塗装を行うのが通常のやり方です。
部品構成は一体成形で簡単なのですが、塗装で非常に手間がかかるのが難点です。

現在は、こういった大きな部品で色が違う場合は各部品に分けて部品を成形して組み立てる方法をとっています。
ただこの翼の場合は、膜部分のみ色が違います。
元々厚みが薄いデザインのため、これを上面・下面に分けて成形するとさらに薄くなってしまい、成形は非常に無理があります。

これについてはかなり長い期間、頭を悩ませました。
薄いパーツである以上、塗装の塗膜より厚みが出る部品分割は現実的ではありません。
2色の色を、部品を分けずに成形する方法はないものか?
最終的には塗膜を1種の部品として考える成形方法を考案しました。
翼の膜同様、周囲との色分けをできるように成形時に細工を施してあります。
具体的な方法については省きますが、これでうまく行けるようであれば、旧作に近い効率の良い部品構成にできます。
いきなり本番というわけにはいかないので、廃棄待ちの古い部品の型で実験を行いました。
ちょうどエスカフローネ肩のエナジスト部分の型が残っていたのでこれで試しました。
エナジスト表面を翼の膜と同じく成形前に塗膜を作って、型に白色のレジンを流しました。
表面と裏面はこのようになりました。
esca170406a
esca170406b
あとから塗装したような仕上がりになっていますが、上にも書いたように型から外した時点でこのように成形されています。
裏面で赤色がやや透けていますが、翼の膜はこれよりも厚みがあるので心配ないでしょう。

とりあえず、実験は成功!新成形法は有効ですね。
原型も簡単な構成になるので助かります。
次回はこれに合わせて原型を改造していきます。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2 / 10512345...102030...最後 »

© STUDIO HALFEYE