2012 年 10 月 18 日

完全変形ダイ・ソード121018

高島 肇 — Filed under: 完全変形ダイ・ソード @ 4:33 PM

コラムの方でも書きましたが、「完全変形ダイ・ソード」完売(予定)御礼企画として、全身銀色の「インテグラル・バージョン」を製作中です。
ノーマル版本体との違いは色以外は左胸の傷や封印の鎖の有無だけなので比較的簡単ですが、インテグラルでは新たにライバルキャラ「サンジュオウ」の体で作った剣を持っています。
これは新規造形しなければいけません。
すでに剣はCADで設計が済んで、出力業者さんから届くのを待つばかりです。
これを握る手は今回は手作りです。

製品サンプルのノーマル版の平手の指を切断して、角度を調節して再度接着しました。
出力部品が届くまで、間があるのでこれの柄部分だけ図面を元にダミーを手作りで製作し、これにあわせて指の位置を決めています。
柄だけだと、イマイチイメージが掴めませんが、まあこれで合っていると思います。

あとは細部を作りなおして仕上げを行います。
完成までもうちょっとかかりますね。

今週は以上!

by 高島

2012 年 8 月 14 日

ダイ・ソード120813

高島 肇 — Filed under: 完全変形ダイ・ソード @ 12:46 AM

成形業者さんより上腕付け根の新パーツのサンプルが届きました。
さっそく、試したところ・・・上手く行きました!
上腕の回転はどちらの方向にもちゃんと回ります。よしよし。
画像に写っている金属部分がその新パーツです。
う〜ん、前回に公開した画像と見分けがつかないかも。
基本的に同じ形だし。

というわけで、業者さんの方では、早速このパーツは量産に入っております。
これからまだ、最終的な製品として完成するまでには様々な行程を経なければいけませんが、とりあえずスタートのサンプルでの確認は成功、という事で。

さて今回の新パーツが出来上がった事により、ダイ・ソードに関する自分の制作作業はこれで一段落を迎えました。
本日より次回新作の設計の準備に入りました。
さて今回は何のキャラクターでしょうか?
これについては、次回以降で書こうかと思っています。

とりあえず、今週は以上!

2012 年 7 月 28 日

完全変形ダイ・ソード120728

高島 肇 — Filed under: 完全変形ダイ・ソード @ 5:37 PM

今回は先日のトピックスにて、お知らせいたしました肩関節部分の不具合についての調査レポートです。
お待たせしております各お客様にはご迷惑をおかけしております。
繰り返しになりますが、全ての各お客様へのお届けは当初の予定から約4週間(時期の表記に誤りがありましたので、修正させていただきました。謹んでお詫び致します。)
遅らせたタイミングにて発送の予定となっております。

さて、問題の部分についてですが、構造的な要因が成形作業によって、助長されたのではないかと思われます。

まず、これがこの部分を構成している部品の画像です。
ここでは肩からの前後のスイング・上腕のひねり・腕を2つに分割して離れる動き・さらに分割後の上腕のひねり運動、と以上の動きがこれらの部品で行うようになっています。
割れた後はこんな感じで腕の付け根にあたる銀色の金属製のパーツが二つに割れて、移動するようになっています。

今回問題になっているのは、上記の上腕が一体になっている時のひねり運動です。1方向にはスムースに回りますが、逆方向へは引っかかってしまい動かなくなってしまいます。

要因としては、原型の状態ではかなりゆるめだったのに対し、製品版のこの部分のテンションを上げたために、原型時には現れなかった力が発生したため、と思われます。

もともとここは二つに割れた部品が合わさって構成しているところです。
腕をひねろうとした場合、これらに力が伝わることになります。
お互いがぶつかり合う方向へ力がかかった場合はお互いが支え合って、自然に一体のユニットとして回転します。
ところが反対方向に回転をさせようとした場合は全く力のかかり方が変わってきます。
合わさっている部品のため、回転のために力をかけると離れようとする力に力のベクトルが変わってしまいます。

この現象については悔しいですが、設計時には想定出来ませんでした。
原型時にこの現象が起きなかったのは、ひねりについてのテンションがかなり軽めになっていたためです。いわゆるスルスル回る感じですね。
かかる力が小さいため、やや抵抗感が発生する程度で回転を行えていたのでしょう。

これに対して、製品版ではかなりがっちりしたテンションになるように加工を行いました。かかる力が大きくなってしまったわけですね。
そのため、回転に対しての抵抗の力も格段に強くなったというのが、結論です。

説明がくどくなってしまいましたが、これの対策としては、付け根部分の両金属パーツにフックを設けて、かみ合うようにします。
回転運動の時にお互いに引っかかって離れないようにすれば、回転方向に力のベクトルが変わる、と考えました。

で、この部品はプロトタイプです。新しくフックを設けた原型をかたどった型に家庭用のガスレンジで融かせる、低融点合金を流しました。
テストの結果は上々でした。

次はこれを元にした原型からの成形業者さんによるパーツでのテストです。

今週は以上!

by 高島

2012 年 7 月 20 日

完全変形ダイ・ソード120720

高島 肇 — Filed under: 完全変形ダイ・ソード @ 11:15 AM

現在、当サイトのトピックスページでもご案内をしておりますが、製品の方の動作テストの際に問題が発生してしまいました。

これの原因はほぼ確定し、これにあわせた新原型部品を製作しました。今はこれの検証を行うための準備に入っています。

問題は解決しつつありますが、残念ながらご案内していたお届けの時期をズラさざるを得ません。本当に申し訳ないです!
原型やこの部分の設計変更時にサンプルによる構造テストを行ったんですが、実際の製品は素材が変わってきているためか、予想外の不具合が出てしまいました。

これからはこの辺りも詳しくレポートして行こうと思っていますが、まず本日はその場所と発生している問題の説明から。


これがその部分です。ここは非常に複雑な構造をしており、過去に何度も設計を変更してきました。
この部分の動きは肩関節としての動きに加えて、変形時には二つに割れて任意の場所に移動し、その上で上腕付け根のあたりで特定の角度に傾く必要のある場所です。
画像で出すとこういう感じですね。

と、こういう動きをするために特殊な形状の部品が内蔵されています。
これが今回の原因になっています。これに関してはまた次回以降で説明します。

で、今回発生したトラブルの現象は、人型形態の時のものです。
成形業者さんから上がってきた製品サンプルを確認用に組み立てた時に発生しました。
上腕と言うか腕全体ですが、肩間接の玉に対して1方向にしか回転出来ない、というものです。
撮影に使った原型や初期のサンプルテストでは全く見られなかった現象です・・・困りました。

これの原因については次回でレポートします。

今週は以上!

by 高島

2012 年 6 月 9 日

完全変形ダイ・ソード120609

高島 肇 — Filed under: 完全変形ダイ・ソード @ 11:35 PM

おかげさまでやっとダイ・ソードが完成し、先日当サイト用の画像撮影も終了しました。
ほんとに磨きには長い時間がかかりました。長かったー。

で、今はなにをやっているのかというと、また磨いてます。ウウウ・・・。
今度は撮影後の部品をバラして成形業者さんに持って行くのですが、撮影時に部品の各所の塗膜がはがれたりしたため、表面を整えなければいけません。
それで磨いてるわけです。
これはそんなに大変な作業ではないんで、明日には終わるでしょう。
今回は、こういう単純な手作業にかなり時間を取られてしまいました。何しろ一人でやってるんでねー、こういう状況になると、効率が悪いです。アシスタントが欲しいなー。
次回の作品の作業の際には、アシスタントのバイトを募集するかもしれません。興味のある人は今のうちにご連絡ください。

さて、というわけで撮影した画像を紹介ページにすぐにでも載せたいところですが、まだ優先するべき仕事が残っているため、それが完了してからになります。
今日はそれのうちの1枚を載せておきます。

あと、ダイ・ソードのキット版はこれからのお申し込みいただいた分はお届けは8月となりますので、よろしくお願い致します。

今週は以上!

by 高島

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