2016 年 3 月 20 日

成形関連160320

高島 肇 — Filed under: 完全変形ガイキング・ザ・グレート @ 1:14 PM

前回の設計終了後の1日お休みをいただいた後、現在はひたすらガイキングシリーズの型の製作作業を続けております。
アシスタントのN君が粘土埋めで作ってくれたシリコンゴムの型に、レジンを流し込むゲートや気泡逃しのゲートを切り込むのが自分のパートの作業です。
himiken160320
画像の左側が現時点で加工作業が終了した型で、右側が未加工のものです。「完全変形ゲッターロボ」のほぼ倍という、なかなか大変な数になっております。
非常にデリケートな作業のため、これは自分1人でやらなければいけません。
前の仕事で手間取った分がこちらのスケジュールにそのまま影響が出てしまい、非常に申し訳なく思っております。
作業はあと1〜2日といったところで、完成次第すぐに部品の成形・組み立てに入ります。
スケジュールがずれ込んでしまい、ご予約のお客様にはお届けをお待ちいただいておりますが、出来上がり次第発送してまいりますのでもうしばらくご辛抱ください。

今回は以上!

by 高島

2016 年 1 月 12 日

「完全変形 ガイキング・ザ・グレート」160112

今年最初の進行報告です。
長らく公開できず、お待たせしておりましたガイキング・ザ・グレートの新規造形部分のお話。

ストーリークライマックスで発動させた必殺技「フェイスオープン・ザ・グレート」の胸の発射口を再現するギミックを新たに再設計により追加しました。
劇中では表面装甲が飛び散った後、フレームがさらに飛び散り、ぽっかり空いた空洞から火がゴバッと吹き出してきます。
実物でこの辺りは構造上何もない空間にするわけにはいかないので、フレームを2重構造にし、最下層のフレームに発射口のディテールを施しました。
gtg-foptg01
この再設計の部品は3Dプリンターで出力し、わりと早めに出来上がりましたが、この後の炎パーツの製作が時間がかかりました。
えらく手間がかるんですよねー。
まず、粘土のように手で練って固めるシリコンを発射口部品に押し付けます。
その後ナイフで削るなどして大まかな形を出した後、シリコンで型を取ります。
gtg-opt01
型にレジンを流して複製を取り、これを磨き込んで形を整えます。
ここが一番時間がかかりましたね。
gtg-opt02

磨き込んで表面を整えた後にもう1回型を作り直して、これにクリアーオレンジの色をつけた透明レジンを流し込みます。
gtg-opt03

と、いう工程を踏んでやっとサンプルが完成したわけですが、
予想を遥かに上回る作業時間がかかってしまいました。

ちなみにこの新規の炎パーツには前回製作した炎パーツ2点を組み付けられるようにしました。
そのままでは組めないので、旧炎パーツ2点にも追加加工を施してあります。
3つ組み付けるとさすがに、相応のボリュームと重量となりました。いかがでしょうか?
gtg-opt04
番組開始時から開発していた作品となると、最終回間際の必殺技はなかなか再現するのには難しいものがあり、悔しい思いをしていましたが今回はこれも再現できたので、自分としては大満足です。再販もいいもんですね。

「フェイスオープン・ザ・グレート」をやれる立体物はうちの作品だけですよ!!(自慢)

と、いうわけで今回は以上!

by 高島

©東映アニメーション
※こちらの写真に使用の製作中原型の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

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