2017 年 9 月 4 日

大完全変形超銀河グレンラガン 170904

前回と同じく表面の削り込みの作業です。
スネ側面の模様を削り込みます。

これは以前のヒザ頭のディテールと同じようなやり方になります。
各モデルの表面のスジ彫りや削り込みディテールは表面の形から平行に1段下がっているものが多いですね。
表面のデザインが真っ平らなものであれば、ラインやディテールの形を描いた図形に奥行きを持たせたソリッドで削り込めばそのまま出来上がります。
ただ、表面が真っ平らなデザインのパーツではない場合の方が多いのが実状なので、そんな簡単にはいきません。

それでは作業を順番に追っていきましょう。
まずは側面から見てディテールの形を2Dの図形で描き、それに奥行きを与えます。このソリッドで本体スネソリッドを削るわけです。
hg_grlg _170825b
次に本体スネパーツの履歴に潜り、一番深いところにある基礎形状のソリッドをコピーして、別のレイヤーに上がってペースト。
hg_grlg _170825d
これをシェル化します。厚みはディテールの深さの数値にします。
hg_grlg _170825e

このシェルをコピーした後、元のソリッドに戻します。先ほどのコピーしたシェルを同位置にペーストした後、これを使って元のソリッドを削ります。
これでディテールの深さ分、一回り小さいソリッドができます。
hg_grlg _170825f
最初に作ったディテール彫りソリッドを、この一回り小さいソリッドで削ります。

hg_grlg _170825g
こうなります。スネ本体の表面カーブから平行に深くなっている削り込みソリッドができました。
hg_grlg _170825h
これで本体を削ります。
hg_grlg _170825i
仕上がりはこうなります。表面から平行に1段低くなったディテールができました。

次はフクラハギのエグリ込みです。
ここはちょっと変則的です。後ろ側のエグレのエッジがそのままエグレ底面になっており、さらに底面に角度がついています。

hg_grlg _170825j
まずはスネ側面と同じくエグれの形を側面方向で2Dで描き、それに合わせて長方形を描きます。
hg_grlg _170825k
長方形に奥行きを与えてソリッド化、本体の履歴に潜り側面彫の同じ階層に置いて来ます。

これでフクラハギのエグれのエッジラインが出たので、このラインの形状を抽出します。
hg_grlg _170825kl
このラインを元にして画像のような図形を作り、NURBS化した後コピーとペースト。フクラハギのエグれソリッドの底面になるよう角度をつけて配置します。
hg_grlg _170825o
hg_grlg _170825p
これでエグれソリッドを削り、先ほどの本体履歴に潜ってエグれソリッドを入れ替えます。
hg_grlg _170825n
これでフクラハギのエグれディテールも完了。

脚部のモデリングはこれで一通り完了です!
hg_grlg _170825u
仕上がりを見て見ましょう。いやー、これで脚部作業も・・・・ん〜?これはちょっと・・・。

今回は以上!

by 高島

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