2017 年 9 月 1 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170901

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 2:19 PM

エスカフローネの最後の加工作業が終了しました。
あとはひたすら研磨するのみです。
本体も間も無く1回目の研磨が終了します。
この後、サフを吹いた後に補修して2回目の仕上げ研磨を行います。

さて、今回は竜形態に搭乗する主人公の王子様とヒロインの女子高生のフィギュアのパーツ分割作業の話。

王子様は20年前の初回発売時に同梱、女子高生はその数年後の再販時に新たに加えたものです。
物語上、ヒロインが主人公にしがみついて竜に乗っている、という絵がしっくりいくと思ったんですね。

当時はムクの状態のレジンで成形していましたので、本体同様色分けなどは一切ない、一体成形の状態です。
腕と剣のみ別パーツですね。

で、今回はこれらも本体に合わせてできるだけカラーリングを再現しよう、ということで大まかな色に合わせてパーツ分割を行いました。
やり方としてはオリジナルの原型を何個か複製して、対象となる色の部分だけを残してあとはゴリゴリ削り落とします。
胴体のスカートと上着なんかの部分は割と簡単にできますが、髪の毛と頭部の分割はなかなか大変です。
ニッパーで大雑把に削った頭の内部をモーターツールでガリガリ削っていき、もう一方の髪の毛を削り落とした坊主頭がすっぽり入るように何度も確認しながら削っていきました。
主人公の髪の毛パーツは直径約6ミリ、ヒロインの方は約4ミリです。
これの内側をモーターツールでガリガリ削り広げるわけです。
油断しているとモーターツールが跳ねて他の場所やら指を削っちゃうんで、まあ怖いのなんの。
非常に集中力を要します。
その後は、坊主頭に密着するようにエポキシパテを充填して、硬化後に外せば完成です。あとは磨くだけです。

で、ここで事故発生。
作業机の上に置いていた、加工完了後の全パーツを入れた箱にうっかり腕を引っ掛けてしまい、床にぶちまけてしまいました!

必死に這いつくばって部品を探しました。
も〜、画像を見てくださいよ!これらわずか数ミリのパーツ全部が床にぶちまけられちゃったわけです。泣けてくる・・・。
esca170901
左がヒロイン、右が主人公のパーツ群です。

その後、なんとか各パーツを拾い集めたのですが、どうしても主人公の頭が見つかりません。
おそらくもう想像もつかない、とんでもないところまで転がって行っちゃったんだと思います。
2時間ほど捜索を続けましたが、これ以上は時間が勿体無いので、捜索は断念。再度また複製を削って作り直しました。
これに合わせる髪の毛と胸のエポキシパテの充填作業もやり直しです。
うっかりミスで半日近く時間を無駄にしてしまいました。・・・あー悔しい。

現在は、このフィギュア部品も研磨を行なっていますが、またぶちまけないよう袋に封入して管理しています。
今度やったら、まちがいなく心が折れます。
今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

© STUDIO HALFEYE