完全変形ゲッターロボ・リニューアルver. 141205

現在、「最小変形ゲッター2ver.2014」は業者さんから3Dプリンターによる出力部品が届き、組み立ての真っ最中です。
組み上がって許可をいただき次第、画像をアップします。

さて、今日はまた「完全変形ゲッターロボ」で、カラーレジンの話です。
「完全変形ゲッターロボ」の成形を開始したのは2000年で、もう15年近く前になります。

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当時のガレージキットはムク(下地の成形色)の部品に塗装を施して組むのが、標準でした。
ただ、ウチの作品の性質上、可動で部品がこすれるのは避けられず、これにより塗膜がはがれてしまうのも避けられませんでした。
そこで成形色による部品の色表現に踏み切ったわけです。
今ではそれほど珍しくもありませんが、当時はレジンに色を付けるなんて作業はほとんどどこもやっておらず、どこもノウハウが無かったため、成形を依頼した業者さんは非常に苦労してました。
とはいえ、塗膜はがれの心配はしなくて済むようになったので、成形方法としてはこれが1つの答えだと思っています。

また、この「完全変形ゲッターロボ」で初めて組み上がった完成品の状態での販売も始めましたが、組み立てる際の作業工程を軽減する効果もかなりあります。
全部品に塗装を施すなんて事になっていれば、それこそ大変なことになっていたでしょう。

その後、業者さんを変えたり他のキャラクターをこなしたりし、最終的には自社で成形を始めましたが、丁度その時のタイトルは「完全変形ゲッターロボ」の「リニューアル・バージョン」でした。ウチの仕事の節目には必ずゲッターロボが関わっているのだなー、とつくづく感じます。

この時に使われていた素材はH&k社の「#3012」ですが、これよりウチの作品の性質にマッチしたレジンにはいまだにお目にかかったことがありません。
1昨年より生産を再開しましたが、現在の諸条件によりこの「#3012」は使用できませんでしたが、H&k社の協力により、来年2015年から新しくウチでも使える改良型の「#3012」を提供してもらうことになりました。素晴らしいです。

この素材は今度のゲッターロボの復刻版よりこれを使用する予定で、現在開発中の「ゲッター2ver.2014」もこれを前提とした設計になっています。

来年はこの新型レジンの投入により、また新しいノウハウが発生するかもしれません。楽しみですね。

今週は以上!

by 高島

©永井豪・石川賢/ダイナミック企画
※こちらの写真に使用の画像は原型のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

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