2009 年 10 月 29 日

完全変形シュロウガ 091029

今日も『完全変形シュロウガ』の話にしましょう。

変形の話。

もともとのシュロウガのデザイン設定は大張正己氏によるものですが、自分がいただいた設定画はそれほど多くはなく、特に黒鳥形態に至っては2カットだけだったと記憶しています。

それぞれのカットは思いっきりパースの効いた、大張さん! という感じのものです。

t091029h

この絵の雰囲気に近づけるために部品を配置していきました。
これによって各ユニットの動きもある程度決まってくるので、手を抜けません。
なかなか骨の折れる作業でした。

飛行形態である黒鳥形態のシルエットは、機首を頂点にして尾翼と下面にあるモジュールで構成される、くさび形のシルエット幅が狭くなればなるほど、スパルタンな雰囲気になってかっこいいです。

t091029g

上の部品配置に加えて、この考えに基づいて部品構成をしなければいけません。

これに合わせたギミックなども考えました。

例えば胸部分は、黒鳥形態では前方に傾斜するようになっています。
人型形態である黒神形態時の位置のままだと、先に書いたくさび形から胸先端部が突出することになります。

t091029f

ここが、傾けることによって胸先端部がシルエットの線上に収まります。

t091029e

これだけでもかなり全体の印象が変わってきます。

下面の脚部も同じ理屈で、スネが腿に食い込むような位置関係になっています。

t091029d

腿部分が割れる仕掛けはこういう意味もあるのです。

機首のシルエットに対しての役割もとても重要です。
くさび形は先端が長くなればなるほど、角度は狭くなります。
この理由で、機首はできるだけ長く伸びるような仕掛けを考えました。

t091029b t091029c

収納時は、横から見て胸のあたりから尻まで行って折れ曲がり、また、ヘソの辺りに戻ってきて腰の前垂れ/機首につながる構造になっています。
胸両脇にある突起のヘンテコなギミックは、この長さに関する考えで関係があります。

t091029a

さて、なぜでしょうか?

これは皆さんご自身で、本体をよく見て考えてみてください。

・・・ふー、今日はこの辺にしといたほうが良いでしょう。

というわけで、今週は以上!

by 高島

©SRWOG PROJECT

2009 年 10 月 22 日

完全変形シュロウガ 091022

久しぶりにヒミケン、ふっかぁーつ!

しばらくお休みをとっていたおかげで、すっかり元気になりました。
書き物の仕事の方もね、わりとエネルギーを喰うんで、こないだまではさすがにヒミケンの方まではこなせませんでしたが、今週からは大丈夫!
なにしろ昨日は大量に肉を食べましたからねー(意味不明)!

さて、「完全変形シュロウガ」もやっと、予約を入れていただいたお客様のお手元に届きだしましたので、これの話題で行きたいと思います。

今回のシュロウガのテーマは「美観」です。

この辺はサイバスターと同じですね。
シュロウガはメカニックというよりもダークヒーロー的なイメージが感じられるので、極力、カバーパーツなどを使ってネジが見えない設計にしました。

t091022 t091022a2

このネジが見えないというのも善し悪しで、パーツが複雑になったり、メンテがめんどくさくなったりというのもあるんですが、とにかく今回は美観が最優先事項なのでカバーパーツはガンガン入れました。

t091022b t091022b2

あと、シュロウガの特徴である全身のクリスタルパーツ、ここの部分のクリアーパーツ化も絶対必要でした。

t091022c t091022d

クリアーパーツというのはきれいに透けさせるのがなかなか難しく、設計時、はたしてこれで本当にきれいに透けるのかと不安でしたが、最終的にはニシが効果的な方法を見つけてくれ、非常に良い結果となりました。

おっと、久しぶりなんで、無理せず今日はこのへんにしましょう。
まだまだ元気なんですがね。
なにしろ昨日は肉、食いましたから(それはもういいって)。

というわけで、今週は以上!

by 高島

©SRWOG PROJECT

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