2007 年 12 月 27 日

完全変形ダンクーガ ノヴァ 071227

高島 肇 — カテゴリー: 完全変形ダンクーガ ノヴァ @ 3:41 PM

『完全変形ダンクーガ ノヴァ』の構造解説、再開です。

一つの空間に多数のギミックを仕込むに当たって、様々なパターンがありますが、ダンクーガ ノヴァの腕のようなパターンは、かなり大変な部類に入ります。

以前に条件を列挙したように、多くのパーツを引き出さなければいけないのですが、全てのパーツを収容した状態(ヴァリアブルタンクモード)があまりにもコンパクト。
手首のない腕部分が使用可能空間の全てで、これをそれぞれのパーツに割り振らなければいけません。


まず、上腕と下腕をつなぐ関節(ヒジ関節ではなく)。
ヴァリアブルタンクモードで下腕は、ヒジとは別の動きが必要となるため、ヒジ関節のほかにもう一つ可動軸を設けます。
しかもここは、その他の形態時には下腕の中にめり込まなければなりません。
そのための空間をまず確保。

下腕の向きも各モードに合わせて回転させる必要があるので、ブーストノヴァナックル時の取り外し機能も兼ねて、カギ式のロック方式にしました。
ただし、前述の通り、形態にあわせて回転させるので、そのときにポロポロ外れては困ります。
ですので、ロック解除用の回転角度は、ぎりぎりいっぱいの300°ぐらいまで回すように設定しました。


次に、アグレッシヴビーストモードのツマ先。
これはゴッドビーストモードの爪の展開と同軸になるため、収納時はこの軸を使って、内側に回り込んだソデ口の位置になります。


これでもう、使用可能な空間は下腕の中央部しか残ってませんね。
ここにコブシと断空砲の砲口を入れます。

コブシは、キャラクター全体のイメージを左右しかねないパーツなので、腕全体のシルエットで見て、なおかつ収納空間のぎりぎり許せる範囲までのサイズを割りだします。
まあ何とかなりそうです。
このコブシの移動用ヒンジは、このために空間を割くのも勿体ないので、アグレッシヴビーストモードのツマ先収納時、反対側に空いている空間に配置しました。
現物をお持ちの方は分かると思いますが、コブシが引きだされるときにトリッキーな動きをするのは、そのためです。

さあ、もうビッチビチ、余っている空間はありません。
でも砲口ユニットは?
もう入れる場所がありません。
ホントにないですよ!

次回に引っ張ります。
今回は以上!

by 高島

©藤原忍/ダンクーガ ノヴァ製作委員会

2007 年 12 月 20 日

??? 071220

高島 肇 — カテゴリー: 完全変形サイバスター @ 11:09 PM

今日になって、やっと体が空きました。
それまではず〜っとビッチリ、設計です。
とはいえ、まだ完成ではありません。
データ出力の業者さんの、年内での受付時期が今日までなので、出来たところまでを出して一区切りということです。
ぎりぎり出来る所までやったので、かなりヘバヘバです。
とりあえず今日はこの原稿を書き終ったら、もう帰って寝ます。

今回のも今までの作品の中で最高傑作になりますよ〜。
毎回、おんなじ事を言ってますね。毎回フルパワーで仕事しているので、当たり前といえば当たり前なんですが。
でも「これが出来上がれば、凄いものになるゾ〜!」という気分は良いものを造るのにはとても大事。
本気で思わなければ、そうはならないのです。

ただ、作品名は版権元さんの返事待ちで、まだ発表できません。
勿体つけているわけではないんですけどね。
すいません、もうちょっと待ってて下さい。

あと、お休み中になっている構造解説の方も、今日はだいぶしんどくなってきてるので、ちょっと勘弁。
来週ぐらいから再開したいと思います。

今回は以上!

by 高島

2007 年 12 月 13 日

??? 071213

高島 肇 — カテゴリー: 完全変形サイバスター @ 11:07 PM

すいません!
現在、設計中の締め切りが間近で、原稿を書く時間さえ確保できなくなってしまいました。
作品名は近々発表しますね。
普通に作ったのでは面白くないので、ギミックに凝ってみたのですが、思いっきりこれに振り回されています。

来週末ぐらいまではこんな調子なんで、原稿関係はあんまり期待しないでください。
時間が空いたらちゃんと書きますので。

くお〜、焦る!

とりあえず、今回は以上!

by 高島

2007 年 12 月 6 日

完全変形ダンクーガ ノヴァ 071206

高島 肇 — カテゴリー: 完全変形ダンクーガ ノヴァ @ 3:47 PM

前回の『完全変形ダンクーガ ノヴァ』の胸の話は、分かったでしょうか?

書いてる本人も一苦労だったので、読んでる方は、マジでチンプンカンプンだったと思いますが、実はその辺のことを知ったうえで書いていたりします。

お買い上げいただいた皆さんの、お手元に届いた作品の構造の背景には、前回の解説のような事を延々と考え設計・製作した人間がいる、ということを少しでも理解していただけたら、と。
小学生ノリで「あ、意味分かんないけど、ここ曲がるんだ。ワ〜イ」な有様だとあまりにも哀しいですし、作品そのものとあの解説で、ある程度、皆さんとの思考実験のやり取りができるとおもしろいな、と思っているわけです。
なぜ? から始まって、こうなりましたという結論までで、ストーリーを共有できると、面白いでしょ?



さてさて、それでは次に、腕の話をしたいと思います。
模型誌の方でもちょっと書きましたが、紙面の都合上、解説と呼べるほどのものは書けませんでした。
細かい内容は、また次回に送りますが、今回は各形態ごとの画像をご覧になって、自分でも考えてみてください。
形態の条件数はこれも山程あります。

とりあえず、今回は以上!

by 高島

©藤原忍/ダンクーガ ノヴァ製作委員会

© STUDIO HALFEYE