完全変形ダンクーガ ノヴァ 071227
『完全変形ダンクーガ ノヴァ』の構造解説、再開です。
一つの空間に多数のギミックを仕込むに当たって、様々なパターンがありますが、ダンクーガ ノヴァの腕のようなパターンは、かなり大変な部類に入ります。
以前に条件を列挙したように、多くのパーツを引き出さなければいけないのですが、全てのパーツを収容した状態(ヴァリアブルタンクモード)があまりにもコンパクト。
手首のない腕部分が使用可能空間の全てで、これをそれぞれのパーツに割り振らなければいけません。

まず、上腕と下腕をつなぐ関節(ヒジ関節ではなく)。
ヴァリアブルタンクモードで下腕は、ヒジとは別の動きが必要となるため、ヒジ関節のほかにもう一つ可動軸を設けます。
しかもここは、その他の形態時には下腕の中にめり込まなければなりません。
そのための空間をまず確保。
下腕の向きも各モードに合わせて回転させる必要があるので、ブーストノヴァナックル時の取り外し機能も兼ねて、カギ式のロック方式にしました。
ただし、前述の通り、形態にあわせて回転させるので、そのときにポロポロ外れては困ります。
ですので、ロック解除用の回転角度は、ぎりぎりいっぱいの300°ぐらいまで回すように設定しました。

次に、アグレッシヴビーストモードのツマ先。
これはゴッドビーストモードの爪の展開と同軸になるため、収納時はこの軸を使って、内側に回り込んだソデ口の位置になります。

これでもう、使用可能な空間は下腕の中央部しか残ってませんね。
ここにコブシと断空砲の砲口を入れます。
コブシは、キャラクター全体のイメージを左右しかねないパーツなので、腕全体のシルエットで見て、なおかつ収納空間のぎりぎり許せる範囲までのサイズを割りだします。
まあ何とかなりそうです。
このコブシの移動用ヒンジは、このために空間を割くのも勿体ないので、アグレッシヴビーストモードのツマ先収納時、反対側に空いている空間に配置しました。
現物をお持ちの方は分かると思いますが、コブシが引きだされるときにトリッキーな動きをするのは、そのためです。
さあ、もうビッチビチ、余っている空間はありません。
でも砲口ユニットは?
もう入れる場所がありません。
ホントにないですよ!
次回に引っ張ります。
今回は以上!
by 高島
©藤原忍/ダンクーガ ノヴァ製作委員会



