完全変形ダンクーガ ノヴァ 071122

今日は、前回の『完全変形ダンクーガ ノヴァ』の続き。

前回、胸ユニットの中で必要な諸条件を書き出しました。
前にも書きましたが、非常に狭い同空間を使わなければいけません。
ただ、今回の作業で有利な点が一点ありましたので、そちらの方を先に書いておきましょう。

『完全変形ダンクーガ ノヴァ』は、かなり元の設定画を誇張してシルエットを出しています。
もともと同作の大張監督は、格好良い演出のためなら作画時にがんがんデザインを変化させて描く人なので、立体物の方も、大張監督がやりそうなディフォルメを予想しながらアウトラインを決めました。
以前、大張作品の立体物に関して第一人者の原型師である、森口あらん氏にお会いした際、「どうすれば、あんな大張ラインを出せるのか?」とお聞きしたとき、森口氏からは「心で描きます!」とのお言葉。
いや、全く分かります。

長くなりましたね。
ここから冒頭の話に繋がっていくわけですが、胸(機首)のラインを今回は大きく前に引っ張り出しました。
前方方向に引き出すことによってスピード感を出して、アピールしようと思ったのです。

で、胸を前方に伸ばした結果、その内部の空間がキャパシティとしてプラスされることになったわけです。
ちょっと説明くどかったですね。

さて、いよいよ内部の構造の話に入ります。
参考用に内部フレームの画像を用意しました。
これを見ながらでないと、説明は分かりにくいと思います。

まず、ノヴァの各キャラクターの機首及び頭部の変形は回転による入れ替えがデザイン画の段階で決まっていますので、これを基本とします。ただし、ノヴァエレファントは諸条件が多いので、もう一工夫が必要です。機首パーツの回転運動とは無縁の状態で、ノヴァイーグルの脚部の収納と、ノヴァエレファントのヒューマロイドモード頭部の収納を行わなければいけません。
これの解決策が出るまでは、長い長い試行錯誤があるのですが、そっちの方は省きます。

解決策としては、それぞれの形態に合わせて各パーツが移動する、という方法。
・・・あー、解答の文章になっていませんね。
どうやって書けば良いのかな?
とりあえず各パーツの位置を形態別に書き出してみます。

ヴァリアブルタンクモード

機首は正面、アグレッシヴビーストモード顔は、同じく機首の内部で正面を向いている。
ヒューマロイドモード頭部は、アグレッシヴビーストモード顔の裏側(ヒンジでアグレッシヴビーストモード顔とのみ繋がっています)、機首/頭部変形モジュールのもう一つ外側の回転モジュールで90度起き上がっている。
アグレッシヴビーストモード牙・耳・鼻はこの動きで、機首/頭部変形モジュールが引き出されて空いたスペースに内蔵。

アグレッシヴビーストモード

機首は180度回って内部、アグレッシヴビーストモード顔が露出される。
機首ユニットは、後方及び底面が空いている、がらんどう構造ため、ヒューマロイドモード頭部は、そこをくぐって同じ位置に配置されている。

ヒューマロイドモード

機首は正面、アグレッシヴビーストモード顔は、同じく機首の内部で正面を向いている。
ヒューマロイドモード頭部は、アグレッシヴビーストモード顔の裏側からヒンジを使って立ち上がり、胸の上部に露出。
アグレッシヴビーストモード牙・耳は、胸内部空間に収納。

合神モード(ノーマル)

機首は正面、アグレッシヴビーストモード顔は90度回って下を向き、空いている機首の底面部分に配置、これにあわせて、アグレッシヴビーストモード顔裏のヒューマロイドモード頭部は、機首の内部に収まっている。
アグレッシヴビーストモード牙は、胸内部空間の左右に、開いて収納。
これらにより、ノヴァイーグル脚部の空間を確保。

ゴッドビーストモード

機首は180度回って内部、アグレッシヴビーストモード顔が露出される。
ノヴァイーグル脚部は、上を向いている機首底部に突っ込む形になる。
ヒューマロイドモード頭部は、ノヴァイーグル脚の前ギリギリまで引き込まれる。
ノヴァエレファント・ヒューマロイドモード頭部を抱え込む形で、ノヴァイーグルが、ゴッドビースト形態に変形する。
ノヴァエレファント・アグレッシヴビーストモード牙・耳・鼻は引き出されている。

以上となります。分かったかな?
書いてる自分が分からなくなっちゃいそうなので、多分、分からない人の方が多いと思いますが、こうなります。

とりあえず、今回は以上!

by 高島

©藤原忍/ダンクーガ ノヴァ製作委員会

カテゴリー: 完全変形ダンクーガ ノヴァ   パーマリンク

コメントを残す