大完全変形超銀河グレンラガン180615

やっと周辺の状況が設計に集中できるようになり、本格的に設計を再開しました。
設計の時間の確保が最優先の生活を送っております。

現在は変形等の動作に関わる内部構造をCADってます。
今回は「超銀河〜」の戦艦形態の内部への、ガンメン時のギガドリルをはじめとする各パートの収納位置を、とにかく納められるような場所にねじ込んで移動方法は後から考える、というやり方になります。
そもそも収納自体に無理があるわけで、のっけから頭が過負荷で爆発しそうになりながら、あーでもない、こーでもない、と試行錯誤を繰り返して収納位置を決めていきました。
ある程度の位置や移動方法は以前からイメージしていましたが、具体的な作業に入ると・・・こりゃー大変だわ。
どこに何が入るのかは今の所は秘密です。

とりあえずは各部の配置が決まったので、今は移動方法とこれに関わる部品の形を決めていく作業に入っています。
で、まず1番最初に艦体の伸縮方法を決めねばなりません。
何しろガンメン時は艦首と艦尾が前後くっついて上半身になってますので、お互いすごい距離を移動しています。
この艦体伸縮モジュールをメインフレームとし、他のパートの移動モジュールはこれに付随させて増やしていきます。

艦体の底部の赤い部分をこの移動メインフレームとして使います。
詳細は長くなっちゃいますので省きますが、これをたたみ込んで伸縮させていこうと思います。
収納キャパ等で最適と思われる分割数や重ね具合を検討し、これに合わせて移動方法及びヒンジのポイントを決めていきました。
上で書いた、ガンメンの各パートも内蔵されるので、これらに干渉しないようにするのも要素として必要です。

で、諸条件を満たす形で艦底部の加工を行いました。
外形データは完成しているので、これを削りこんでいく感覚ですかね。
今回、設計の仕事に戻るのに相当ブランクがあったので、この艦底部の加工が終わったあたりで、部品の出力をする事にしました。
勘が戻っているか現物で確かめたいのと、ブツが手元にあると今後の作業のイメージがしやすくなるのでは、と思ったためです。
レジンの節約のため、サイズを70%に縮小して出力を行いました。
3Dプリンターを所有していると、こういう風にヒョイっと、部品を作れちゃうのが良いところですね。

出力後、早速部品を組み立ててみました。サポート除去なんかも今回は本番の部品ではないので、遠慮なくバリバリもいじゃいました。
hg-grlg180613a
戦艦形態はこの状態です。
hg-grlg180613b
中間部が分かれて・・・。
hg-grlg180613c
ガンメン時にはこういう風に畳み込まれます。

まずはギミックは良好ですね。
ただ、これは現時点の部品の状態なので、今後の作業が進むにつれてどんどん加工されていき、形状も変わっていきます。
場合によっては、まるまる廃止なんてことも可能性としてあります。あくまで今だけの形なので、資料としては貴重かもしれません。

初回の試し出力で手応えがあったので、弾みがつきました。
この勢いをつけて進めていきたいと思います。

今回は以上!

by 高島

(C)GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KONAMI・テレビ東京・電通

※画像のものは開発中のものです。
今後、修正・変更される場合がございます。

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作業全般進行報告180612

お久しぶりでございます。
またもや久方ぶりの更新となりました。
みなさまお元気でしょうか?自分は割と元気にやっております。
今は成形仕事もこなしながら、みっちりと「超銀河グレンラガン」の設計をこなしています。
これに関してはまた次回に集中して報告します。

さて、先月もとにかく色々とありまして、気分が乱されることが多く、まあそういう時は決まって自分は成形仕事で失敗をやらかします。
心ここに在らずっていうんですかね。型にレジンのA・B液を混ぜて入れないといけないところを、両方A液を入れちゃうなんてのは常習犯です。
先日はこれをさらに上回る失敗をしまして、あろうことか型を捨てちゃったんですな。

部品の成形では、メインで回している型の中で修正が必要だったり、埋め忘れや型が壊れちゃったりするものが発生します。こういった時には、部品単位で小さい型を作り、メインの型の注ぎ口にセットして追加成形したりします。こんな感じ。
grlg180525f
注型後は注ぎ口に固まっているレジン塊から型を掘り出したあと、中の成形部品を取り出します。
先日捨てちゃった型は非常に小さいものです。
目立たないとはいえ型ですからね。大変大事なもので、普段は取り扱いに注意して、脱型の時には忘れずに取り外していました。

ただ、先日は色々と別件で頭を悩まされていた上(この辺はコラムの方で後日、書きましょうかね)に、スケジュールに押されていたため、相当注意力が散漫になっていたようです。
気がついたのは、成形から数日後の部品の組み立てに入った時で、そのサポート型で成形したはずの部品が見当たらない、という事態が発生したところからです。
・・・いやー、型にセットしたのは覚えてるんだけど・・・。
ん?でも部品を外した記憶がないぞ!と気がつき、次に型そのものも見当たらない!となったわけです。
もうその時には後の祭り。成形時に出たゲートなどと一緒にゴミとして出しちゃってました。

いやもう、さすがに自己嫌悪。
ただでさえ、忙しいのにもう何やってんだオレは・・・。

で、一通り嘆いた後、早速型の作り直しをしなければいけません。
この際、せっかくの機会なので、以前からやってみようと思っていたCADと3Dプリンターを使ったシリコン型の元型を作ることにしました。

通常の型の作り方は粘土に原型部品を埋め込んで分割面を作って、これにシリコンゴムをかけて・・・、という手順になりますが、この粘土に埋める・・・というのが、結構手間と時間がかかります。
CADでチャチャチャ〜っとデータを作って、あとは3Dプリンターが勝手に作らせる、というような方法ができないかと。
問題は表面の仕上がりで、かなり綺麗な状態で上がって来るform2でもさすがにまんまでは使えません。原型の仕上がりレベルにするにはやはり磨きが必要です。
そうなると手間の軽減にはならないので、すでに磨き上がっている原型を埋め込む、部品の形のくぼみができている土台だけをCADで作ろう、ということになりました。
まさに、通常の型製作の時の粘土の部分だけをCADで作る、ということですね。
原型も以前CADで作ったものなので、こういう使い方ができます。

CADでの作業についての詳細は省きますが、そこそこ時間がかかりました。正直、粘土埋めと同じくらいはかかってしまいました。
やはり何事もやってみないとわからないものです。
とは言え、実験にまつわる諸データは手に入るので、やって損になることはありません。

さて、3Dプリンターの出力も終わり、原型部品をセットしてみました。
grlg180525a
パッと見でいい感じなのですが、この時点で失敗している点があります。
レジンを流し込む注入ゲートが凹んでますね。これはゴム型を作る元型なので、これにゴムを流し込んでできたゴム型のゲート部分は出っ張っていることになります。
CADで形を作る際に凹凸を逆に考えなければいけないのが、厄介です。
とりあえずそのままゴムを流してゴム型を作り、ゲート部分は手切りで切り取って、再形成しました。

さあ、結果はというと、レジンはちゃんと流れて部品の形状は綺麗に出ましたが、全体的に肉厚が薄くなってしまいました。
これは元型にはめ込む際の原型の位置が高く、結果これにゴムを流して型を作ったため、肉厚の薄い部品ができるようになっちゃったんですね。大体あと0.2ミリは欲しいところです。

であれば、元型をはめ込む際の元型のくぼみを深くすればいい、ということで元データのCADを修正して、再度3Dプリンターで出力しました。

また原型をセットして型取り、その方で再度成形しました。
で、成形部品を見て見ると今度は厚みが出過ぎています。0.2ミリ以上。????なんで?

・・・ということは、最初に作った元型の深さは正しくて、原型のセットの仕方が悪かった、ということになりますね。
うーん、無駄な作業をやってしまった。まあ、実験っていうのはこういうもんでしょう。

再度最初の元型で原型のセットに細心の注意を払って、型取りを行いました。
で、結果はというと、成形部品の仕上がりは非常に良好です。
これが最終的に出来上がった型です。
grlg180525g
いやー、長かった。いつも通りの粘土を使うやり方と同じかそれ以上に時間がかかってしまいました。

ただ、上にも書いたように手順や実践データは残りますので、次回に同じようなことをやる際の役に立ちますので、これは財産になるでしょう。

で、総評としてはCADによる粘土に代わる元型の製作はいけると思います。

今回は以上!

by 高島

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The Head グレンラガン(仮)180510

GWはみなさん、いかがお過ごしだったでしょうか?ウチは年中無休なので通常通り、いっぱいいっぱいで仕事しておりました。
自分は製品の成形と発送の仕事がリズムが取れるようになって来まして、設計関係も再開しております。1日おきなんですけどね。

さて、前回は出力時まんまで真っ黒だったグレンラガン・ヘッドですが、塗装を行いました。
特に磨き等の仕上げは行わず、そのままサフを吹いて塗装しています。
製品版にするにはちゃんと磨かなけれないけませんが、とはいえこの段階でそこそこの表面になっているのはさすがform2(3Dプリンターね)です。
Th_grlg180509bTh_grlg180509c
それでは光らせてみましょう。
Th_grlg180509d
Th_grlg180509e
Th_grlg180509f
目の部分はクリアーパーツはイエローの色を付けて成形していますが、もともとLEDが黄色系の光なので、パーツは無色でも良いかもしれません。

というわけで、外形の作業はひとまず一段落しました。次は磨きかー・・・。
近日に、諸々準備が整い次第、受注を開始したいと思います。
その折にはよろしくお願いいたします。

今回は以上!

by 高島

(C)GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KONAMI・テレビ東京・電通

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The Head グレンラガン(仮)180423

グレンラガンヘッドの出力部品が組み上がりました。
「超銀河〜」の時に比べると俄然サクサクと進みました。
外形は「完全変形グレンラガン」のデータをそのまま持ってきているので、バランスから何からその時点ですでに完成しており、一切手を入れる必要がありませんでした。
実際に行った作業はほぼ、電源部を入れるための内部構造の構築と部品の分割のみです。

社内の3Dプリンター「form2」で出力しました。
画像のものは磨きは行わずにそのまま組み上げたものです。
hd_hg_grlg0423a
hd_hg_grlg0423b

hd_hg_grlg0423c
出力レジンがブラックタイプのため、判りにくいかもしれませんが、表面は比較的整っています。
下半分の台座部分は「超銀河〜」のものを使っています。同一規格のため、簡単に入れ替えられます。
これで組み立ての確認もできたので、次は塗装を行って雰囲気を見ます。発光状態の画像はその時に。

今回は以上!

by 高島

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「The head 超銀河グレンラガン(仮)」180417

前回で外形が完成した電源スイッチ側の部品の型取りとクリアーレジンへのリキャストができました。
組み上げてみたところ、以前作ったモデルのエリ部分は少しだけですがアゴ先が隠れてしまうのが気になりました。今更なんですけどね。
早速、CADデータのエッジのラインを下げたものを出力して組み付けました。微妙な違いなんですが、さらに良くなりました。
完成!!

hd_hg_grlg0417a

hd_hg_grlg0417b
電源は下の台座部分をひねると点灯します。・・・うーん、良い感じです。
30分ほど点けたり消したりを繰り返して楽しんだあと、次のグレンラガンヘッドに取りかかりました。
内部と下部電源部の構造は共通なので、こちらはサクサク進んでます。
現在は部品の出力が終わってサポート材の除去作業待ちの状態です。すぐにも組み上げたいところですが、他の成形の仕事とかの兼ね合いもありますの、今のところは我慢です。
次回あたりで組みがったところを見せられると良いですね。

今回は以上!

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