2017 年 4 月 21 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170421

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 7:18 PM

エスカフローネは翼のパートの作業を続行中です。
現在はひたすらシコシコ磨き中。
例の塗膜を使った新成形法は型が出来てからなので、まずは原型を仕上げなければ、実戦で使えるか確かめようもありません。
もうちょっとの我慢ですね。
esca170421
磨きの方は、旧作は梨地に仕上げていたので、これを磨きとるので時間が取られています。

20年前の原型製作当時に、表面仕上げの参考にデザイナーの山根公俊氏にエスカフローネの素材はどんなものなのかお聞きしたことがあります。
「セラミックのような素材」とのことで、当時は「セラミック=焼き物」と自分はイメージして、ざらっとした感じで仕上げました。(ちなみにこの素材については、あくまでデザイン上のイメージをお聞きしたお話なので、公式な設定ではありません。)

現在はちょっとイメージが変わってまして、同じ焼き物でも釉薬を塗ってある陶器のようなテラっとした艶のある感じなのではないかと思っています。
そのため、今回は磨き込みで余計時間がかかっている次第。
上がり次第、型製作に移行の予定です。

というわけで、今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2017 年 4 月 14 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170414

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 5:08 PM

エスカフローネ竜の翼のパートの作業の続きです。

前回で成型時に塗膜を貼り付ける方法の実験が成功したので、本番に向けて部品の加工を開始しました。

翼裏面は塗膜を貼り付けますが、ここに骨ディテールを邪魔になるので取外し式にします。
まずは一旦、削り落とします。ここにはダボ穴をあらかじめ開けておき、後でここに骨ディテールパーツをはめ込む構造にします。
今回はこの骨パーツの製作が主です。

翼裏面の骨を削り落とした表面をヤスリで整えた後、表面にニベアクリームを塗りつけ、エポキシパテを練って適当な長さにして押し付けます。

エポキシパテが固まったところで翼から丁寧に剥がし、骨パーツのシルエットになるようカッターナイフでガリガリ削ります。
雰囲気が合うよう、翼本体にはめて確認しながら進めます。

形が決まったら、今度は半丸の棒ヤスリでガリガリ削って、断面の丸いカーブを出していきます。
エポキシパテは細くなるとポキっといきやすい上、不思議と形も曲がりやすい癖があるので、気を使います。

はい完成。これで骨の別パーツ化は成功です。

次回は羽全体の磨きを行って仕上げます。
他の部分は置いといて、型の製作まで先行させて一気に行きます。
例の塗膜成型方が有効か確かめたいので。
本当に実用的なのが実証させられれば、かなり新しい方法です。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2017 年 4 月 6 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170406

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 2:47 PM

今週はエスカフローネ竜の翼のパートの作業に入りました。

旧作はお客さんに塗装を行っていただく仕様だったので、部品は色のことは気にせず一体成形でできました。
今回の新バージョンは着色のことも考慮しなければいけない現在の仕様なので、ちょっと厄介です。

翼のカラーリングから説明しましょう。
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翼上面は本体の白色で、裏面は翼の骨部分を除いた膜状の部分のみ赤色になっています。
旧作のようなキット仕様の場合は、翼の骨部分をマスキングして裏面膜部分にエアブラシで塗装を行うのが通常のやり方です。
部品構成は一体成形で簡単なのですが、塗装で非常に手間がかかるのが難点です。

現在は、こういった大きな部品で色が違う場合は各部品に分けて部品を成形して組み立てる方法をとっています。
ただこの翼の場合は、膜部分のみ色が違います。
元々厚みが薄いデザインのため、これを上面・下面に分けて成形するとさらに薄くなってしまい、成形は非常に無理があります。

これについてはかなり長い期間、頭を悩ませました。
薄いパーツである以上、塗装の塗膜より厚みが出る部品分割は現実的ではありません。
2色の色を、部品を分けずに成形する方法はないものか?
最終的には塗膜を1種の部品として考える成形方法を考案しました。
翼の膜同様、周囲との色分けをできるように成形時に細工を施してあります。
具体的な方法については省きますが、これでうまく行けるようであれば、旧作に近い効率の良い部品構成にできます。
いきなり本番というわけにはいかないので、廃棄待ちの古い部品の型で実験を行いました。
ちょうどエスカフローネ肩のエナジスト部分の型が残っていたのでこれで試しました。
エナジスト表面を翼の膜と同じく成形前に塗膜を作って、型に白色のレジンを流しました。
表面と裏面はこのようになりました。
esca170406a
esca170406b
あとから塗装したような仕上がりになっていますが、上にも書いたように型から外した時点でこのように成形されています。
裏面で赤色がやや透けていますが、翼の膜はこれよりも厚みがあるので心配ないでしょう。

とりあえず、実験は成功!新成形法は有効ですね。
原型も簡単な構成になるので助かります。
次回はこれに合わせて原型を改造していきます。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2017 年 3 月 31 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170331

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 4:12 PM

今週は引き続き、エスカフローネ上腕付け根の再設計の作業を行いました。
も〜、とにかく生産のフォローに時間が取られ、原型関連に割く時間を確保するのに苦労しています。
とにかく、早く組み立て現場には自分の手伝いがなくても稼動できるようになって欲しいところです。

さて、今回の改良では球体からネジによる回転式に関節を変更しています。
球体と同じ動作をさせるには前後・水平に加えてひねりの3方向の動きが必要になり、要するにネジ関節を3個用意しなければいけません。
うちの場合はネジによる強度の調節ができるのがメリットですから、メンテ性も必要になります。
さらに上腕付け根の横にはヒンジが存在しており、これが腕の横スイングの障害になっています。
このヒンジは、竜形態への変形の際には付け根を外側にクランク移動させる都合上、この位置に置くことになります。
移動ポイントはいじれないので、今回は各部品の形状と構成を工夫しました。
これらの条件を統合して部品構成を考えます。
各構成と動きはこんな感じです。
esca170331a
esca170331besca170331c
上腕部が水平方向へのスイングする際にはヒンジ内にめり込めるようヒンジはU型になっています。

上腕の再設計はこれでひとまず完了。
次は竜の羽の部品構成を検討します。ここもなかなか厄介なんですよ。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

2017 年 3 月 26 日

「可変エスカフローネ復刻の道!」 170324

高島 肇 — Filed under: 可変エスカフローネ,天空のエスカフローネ @ 12:05 AM

いまだバタバタしている成型作業に相変わらず時間を持っていかれがちですが、エスカフローネの作業もやっと再開できました。

すぐに旧部品の色分け用パーツ分割に行きたいところですが、先日撮影した際に改善したいポイントが出たため、今週はここに取り掛かっています。
撮影時には色々とポーズを取らせるわけですが、意外に腕の取り回しに制限が多いことに気がつきました。
まんま旧作品と同じ構造で設計したわけですが、もう少し踏み込んだ設計に変更しようと思います。
まだ一部ですが、部品構成はこんな感じですね。
esca_170324
旧作品と同じく関節にボールジョイントを使用していましたが、これを廃してネジによる関節に切り替えます。
これで保持力と各方向、特に横方向へのスイングの範囲が倍以上確保できる・・・はずです(まだ途中なんで)。

一旦、構造に関しては完成しましたが作品が良くなるのであれば、躊躇なくやり直します。
近日、出力して試してみます。

今回は以上!

by 高島

©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
各部品の形状等は今後、修正・変更される場合がございます。

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