作業進行報告190717(完全変形超銀河グレンラガン)

超銀河グレンラガンの進行報告です。
長らく、本当に長らくかかりましたが設計作業が終了しました。
正確にはギミックを主体とした基礎構造設計で、まだ微妙にカラーリングに合わせたパーツの分割などは残っています。
あと、現在出力中の試作モデルで実際の組み付けや変形で支障が出た場合(ほぼ間違いなく出ます!)の修正作業があります。

この企画が始まったのは5年前、素体のモデリングに手をつけたのは4年前です。
本格的な作業に入ったのは2年前からで、間に他の作品や成型の作業が日課で1日おきに入りますので、実働で丸1年といったところでしょうか。
やはり「完全変形」企画は内容がヘビーです。

現在は各部品を3Dプリンターform2で出力中です。
まだ、他作品の説明書の作成作業中のため、今は延々と機械任せで出力を行っているだけですが、部品数がすごいため未だに出力が終わりません。
出力が終わる頃にデザイン関係の仕事を終わらせて、その後一気に出力部品を組み立ててワンダーフェスティバルの自社ブース展示に間に合わせる!
・・・というのが今のところのシナリオですが、うーん、この部品数を見ていると不安になってきますね。間に合うんだろうか?
すでに現時点で、これからしばらくは地獄めいた日々になるビジョンが見えております。はい。

見事ワンダーフェスティバルでの展示が実現出た折にはみなさま見にきてやってください。

当社のブース番号は7-07-01です。

今回は以上!

by 高島

(C)GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KONAMI・テレビ東京・電通

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作業進行報告190613(完全変形超銀河グレンラガン)

ちょうど前回から1ヶ月ぶりになります。超銀河グレンラガンの進行報告です。
現在は戦艦形態の第2船体前半と大腿部までが作業を終了。脚部は足首を残すのみとなっています。
今回はここまでの報告です。

さて、第2船体前半から。難しいギミックが集中している所を先に終わらせたので、スイスイ進むと舐めてかかってヒドい目に会うというのがいつものパターンですが、まさにいつものパターンにはまりました。
前半部は90度折れ曲がった上に折れ曲がったポイントが任意の位置に移動してさらに諸々できるだけコンパクトな形に収まる、というのが課題です。
いざギミックの考察に入ってみると条件が厳しすぎてすぐにフリーズしてしまい、数日間全く手を動かすことなく延々考え込んでいました。
第2船体側面にはブレード状の突起がありまして、これを収納しないといけません。さらに上で書いたように船体を折り曲げるためのポイントは移動するため、このためのレールなりヒンジなりが必要になります。この2ギミックを同居させると第2船体前半の中央部分はギミックが占有することになり、上下分離してしまいます。上下を繋ぐための空間的余地は全く残らないのです。
まぁ〜悩んだ悩んだ。数日間ウンウン言い続け、突然閃きました。
上下ユニットを繋ぐ空間がないなら、その空間を移動する部品につないじまえ、と。
ということで、新しいシステムが誕生。

名付けて「南京玉すだれレールシステム」!(カッコわる!)

多分この名称は今後使わないとは思いますが、ギミックのバリエーションは増えました。
これでCAD設計を進めまして、form2でテスト出力を行いました。
組み上がるとこんな感じです。

hg-grlg190525c
hg-grlg190525a

このテスト出力はなかなか有効で、設計時のめり込み等の細かい問題点が分かります。
まとめて業者さんに出力をお願いしていた頃は、上がってきた部品が組めずに愕然とする、なんてことが頻繁に(というかほぼ毎回)ありましたが、自社内に3Dプリンターがあるとマメに確認しながら設計を進められるので、非常に良いです。
・・・というのを脚部パートに入って今更認識しまして、ここに来るまでこの方法での確認はしていなかったわけです。
う〜ん、すでに出来上がっている胴体・腕パートの出力部品の組み立てが恐ろしいですね。

次に本体部分と第2船体・スネ外郭を繋ぐ大腿部を設計しました。
ここは上記の2ユニットのギミックが完成しないと位置関係が確定できないため、後回しにしていました。
案の定、当初のイメージと位置が変わってしまっているため、これをフォローするための構造を考える必要が発生。
ここも決定までは頭を悩まされましたが、上で書いた第2船体ほどではないですね。半日ほどで条件の洗い出しとギミックが確定。これも設計終了後に確認のために出力しました。ガンメン形態では以前公開した素体のシルエットから変化せずにまとまっています。

hg-grlg190613

というわけでいよいよ脚部は足首を残すのみとなりました。
もう一息なのですが、これに必要なギミックはかなり大変なものになるのは容易にイメージできます。
現時点では大まかな動き以外は全く考えていない状態で相当、苦労しそうです。ヤダな〜。
で、ここが終わればあとは最後のギミック、本体胸部のグラサンユニットです。できればこれも収納式にしたいものです。どうなるかな〜。
来月開催のワンダーフェスティバルの展示には間に合わせたいのですが、すでに別製品の成形作業も始まってしまい、作業時間は1日おきになってしまっています。
間に合うか!?乞うご期待であります。

今回は以上!

by 高島

(C)GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KONAMI・テレビ東京・電通

※画像のものは開発中のものです。
今後、修正・変更される場合がございます。

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作業進行報告190513(完全変形超銀河グレンラガン)

前回からだいぶ間が空いてしまいましたが、超銀河グレンラガンの進行報告です。

脚部パートを進行中です。胴体製作時に一旦は股関節は完成しましたが、その後の脚部の付く位置次第で大腿部と一緒に構造を変えていかないといけなくなりそうなので、とりあえず保留にしました。
現在はひざ関節から下の作業を行なっています。
少々ネタバレになってしまいますが、戦艦形態の第2船体(ドリルポッド)はこの脚部の1部になります。
これの位置やら変形がかなりややこしいことになりそうなので、ここから始めることにしました。

とりあえず、後ろ半分のユニットの構造が決まりましたが、同じ場所に複数のギミックが集中しているため、頭がこんがらがりました。やはり、ややこしいことになりましたね。
CADの空間内と脳内では成立しているようですが、いまひとつ自信がないので、立体物として構造に問題がないか確かめるために、3Dプリンターで出力してみることにしました。
案の定、1回目の出力では各部品のめり込みや動作時の干渉などがいくつも出てきました。設計中は気をつけているつもりなんですけどねー。
これを元に修正・再出力を繰り返して最適の形が出ました。
hg-grlg190513e
ガンメン時はこういう形になります。
hg-grlg190513c

ちなみに今回の出力はform2のグレーレジンを使用。以前使用していたブラックよりも精度は上がっている感じですが、いまひとつ誤差がまだ大きく出る印象です。
最後の再出力で、グレイプロという新素材に切り替えたところ、前の素材に比べると格段に良くなりました。強度が上がったうえ誤差も減り、かなりかっちり出る感じです。
かなり好印象なので、今後はこれがメインの素材になる見通し。
で、せっかくなので既に設計が完了している頭部をこの素材で出力してみることにしました。
hg-grlg190513a
頭部のデザインは以前発売した「The head」シリーズのものと同じです。ただし、サイズはだいぶ小さくなります。
比較するとこんな感じ。
hg-grlg190513d
隣の一円硬貨でもサイズがわかりますね。
hg-grlg190513b
このサイズでもスムースに組み込んでいけたので、かなり精度が上がっているのがわかります。
超銀河の部品出力の本番前にこの素材が出てくれて大助かりです。

次は第2船体前半部の設計です。ここもなかなか厄介で、早くも悩んでます。
いいアイディアが出るといいんですけどね〜。

今回は以上!

by 高島

(C)GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KONAMI・テレビ東京・電通

※画像のものは開発中のものです。
今後、修正・変更される場合がございます。

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作業進行報告190419(最小変形カイザーキャリア)

カイザーキャリア本体原型のメタリックバージョンへの塗り替え・組み立て及び撮影が終了しました。あとは通販特典の製作ですね。
通販特典はなかなか毎回頭を悩まされます。
パーツの場合は「第何話に1回だけ登場した・・・」とかいうよりも絵的に自分が再現してみたいもの、とか面白いもの、というのがイメージしやすいですね。
たまに暴走して豪華すぎるものを作ってしまい、コスト的に見合わず、後で後悔したりすることもしばしば。
基本的にオマケなので、「あったら嬉しい」くらいのちょうど良いバランスのアイテムを考え出さないといけません。さじ加減が難しいのです。

さて、今回はサイズ的に結構うまくいった方ではないかと思います。
上にも書いた条件に見合うアイテム何日も考え続けて答えが出ず、つい先日の朝に突然思いつきました。

名付けて「ドリル特急、コクピット移乗パーツ」!
劇中では主人公がマイトカイザーを起動させる際に、マイトウィングの底部の開口部からドリル特急の運転席(操縦席とは言わず、あえて運転席)にコクピットモジュールごと移乗していきます。
このシーンを再現パーツします。
ちょうどマイトウィング底部に前翼をはめるダボ穴があります。ドリル特急の運転席にはマイトカイザー形態時にカイザー1をはめる突起があります。この2箇所にハマる支柱パーツを考えました。支柱はクリアで成形します。
これでドリル特急の上にマイトウィングが飛んでいる絵になります。せっかくなので、この支柱にレールを作って、そこを主人公が乗っているコクピットモジュールがスライドしていくと面白いですね。
早速、CADと3Dプリンターで造形・出力しました。
k_carrier190413b
出力後の部品を組み立てるとこうなります。
k_carrier190413a

コクピットはかなり小さいものなので、見えやすいように実際のスケールよりも大きめに作りました。これでも十分小さいので組み立て途中で机の下とかに落っことすと、まず見つからないでしょう。・・・恐ろしい。

支柱は出力部品なので色はグレーですが製品版ではクリアレジンで成形します。透明の成形サンプルが上がったあたりで、また説明動画を取ると良いかもしれません。
これは先の話になるので、それまで楽しみにしていください。

今回は以上!

by 高島
©サンライズ
※こちらの写真に使用の画像は開発中のものです。
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作業進行報告190404(最小変形カイザーキャリア)

いやー、長くかかってしまいました。カイザーキャリアの出力部品の組み立てがやっと完了しました。
なんでここまでかかってしまったかというと、ひとえに自分の設計時の読みの甘さと途中でギミックを追加したくなっちゃう気まぐれ、さらに今回初めてのパーツの巨大さです。

どういうわけか、
「ん!?この動作は別の順番の方がかっこいいのでは!?」
と、気付くのは大概部品出力を終えて組み立てている途中で、
もうそうなったら、やらないわけにはいきません。
今回はかなり巨大なパーツなため、出力だけで丸二日かかるものもあります。そのため細かい修正は昔ながらの手加工で加えていきました。
久しぶりにノコギリやリューターの出番です。延々とガリガリゴリゴリとやります。
で、1箇所の修正を行うと、連鎖的に他の場所も変更の必要が出たりして、さらにガリガリゴリゴリ。
ちょうどマイトガインの旧原型を作った頃は、業者さんによる出力費用がものすごく高くて出力できるのは1回こっきり、修正点が出た場合にはこんな感じでガリガリゴリゴリやっていたものです。ちょっと懐かしかったですね。

と、そんな感じでコツコツと修正を重ねてやっと組み上がったので、まずは撮影しました。
k_carrier190404ak_carrier190404b
k_carrier190404e
この時点でまた修正したい点を発見したりして。まあ、これは削らずにすぐに終わる予定です。

次はすぐに紹介ページ用に塗装を行って、撮影を行います。
まずは通常カラーで撮影後、分解してメタリックカラーで再塗装と組み立て。で、撮影後にまた分解して、今度は製品版用に研磨作業をやります。ああ〜、大変だ。

紹介ページは近日公開の予定です。お楽しみに。

今回は以上!

by 高島

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