みなさまご無沙汰しております。
早いもので、今年もあっという間に過ぎてあと数日を残すのみとなってしまいました。
現在の作業は超銀河グレンラガンの改修を未だ続行中です。
なかなか終わりませんねー。
ほんとのところは年内に全て終わらせて、来年頭には着色を行なった状態で撮影及び画像の公開を行いたかったところですが、現状は脚部のヒザから下が残ってしまっている状態です。
とはいえ、じわじわとですが、前回の撮影時のバージョンから確実に完成度は上がっています。
前回レポートの後で力を入れていた箇所を何点か上げて行きましょう。
1.肩ドリル基礎部分。この部分は2つに分割されているものがガンメン時に左右合わさります。ここにロック機構を追加。
ドリルユニット及びこれが外れた際に交換ではめ込む中ブタユニットがロックを行います。ドリルとの接続ギミックも変更。旧バージョンのダボ穴式のロックから、別パーツによるカンヌキ式に変えて、がっつりロックを行うようにしました。マジで外れません。

また、先端ドリルが外れた状態の際、露出していたドリル接続アームを内蔵できるようにしました。


画像左が旧ユニット、右が改修版です。
2.胸のグラサンパーツ。左右に分割収納されていたのが胸の前で合わさる際の接続方法を変更。ツメがロックするようになりました。


3.開き手首・グラサンカッター。握りこぶし以外の手を開いて、グッと力を入れたポーズの交換手首ユニットを新造。この開き手に、同じく新造のグラサンカッターを差し込んで持たせられるようにポーズを調整しました。

4.艦首ユニット。いまだにここはこだわってます。前回レポートの際のものは額とアゴ先の穴の内壁をブルーで塗装しなければいけない仕様でした。塗装箇所はできるだけ減らしたいところ。部品分割構成をさらに変更してこのブルー部分を部品化しました。艦首部分は色も含めて、情報量の密度が非常に高くなっています。CAD画像で色分け構成を見るとこうなっています。


出力部品の外観は前回と全く変わりませんが、顔周辺の色構成を部品で表現するとこれだけの部品数になります。


5.腰サイドアーマー。別色となるドリル孔の背後にボールジョイントがあるためこの2つを合わせてユニット化。サイドアーマー本体はこれにかぶせるカバーという考え方の構成になりました。サイドアーマーのドリル孔にパカっと別色パーツが気持ちよくハマるようにするのが中々骨が折れました。3〜4個ほどを試行錯誤で作り直しています。
と、大きい部分ではこのような具合です。他にも細かい色分割をこなしております。
できれば今年中に残りのスネ・足首部分の出力、とは言わずに設計だけでも改修が完了できると万々歳なのですが・・・。
やれるところまで頑張ります。フォースの導きがあらんことを。
今回は以上!
by 高島
(C)GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KONAMI・テレビ東京・電通
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