フェルメール展、行ってきました。

前回に書いた通り、先週に2日間の休みを取りました。
ただねー、どういうわけか仕事がらみの用件や予定外の用事が発生してしまって、これをこなすのに休暇の半分以上を取られてしまいました。なんでこういうタイミングで立て続けでくるんですかねー?

ただ、前々から行きたかったフェルメール展に行くのは死守しました。
これを逃したら、次にいつ行けるかわかりませんからね。
じっくり見てきましたよー。

今回行ってきたのは、銀座で催されている展覧会で、本物の作品ではなく撮影された画像に加工を加え、本物のようにカンバスに印刷した再現作品です。
元々1カ所に集めて展示をするのが難しい作品のため、この作者の作品をまとめて観られるのはかなり贅沢なシチュエーションなのでは無いでしょうか?

本物の原画ではないとはいえ、仕上がりに関しては恐ろしく精巧なため、素人の自分には十分本物に見えました。
さらに、再現の作業工程の中で数百年を経過したための経時変化を元に戻して、描かれた当時の色合いを推定して再現しているというのもちょっと贅沢かも。まあ、数百年の時の流れも作品の味わいと思う人もいるかもしれませんが。

と、そういうオリジナルなものでないためでしょうか、撮影もフラッシュを使わなければ自由に撮って良いらしく、その場のお客はやたら携帯で撮影してました。
ガシャガシャ、デジカメの起動音があちこちで鳴りまくってて、もう鬱陶しいったら。

さて、絵の方の感想ですが、評判の通りとても奇麗なものでした。特に青の色が良いです。
使われている絵の具の原料はラピスラズリ、いわゆる宝石のウルトラマリンの原料でもあります。
もともと自分はウルトラマリンが好きだったので、フェルメール・ブルーが好きになるわけです。
ちなみに自分が夏場に使っているお気に入りの腕時計はこんなのです。ね?ブルー好きでしょ?

良く話題に上る光の表現も面白かったです。同展の解説に書かれていた「光の粒」という表現が何の事やらよく分からなかったのですが、場内で上映されていたビデオを観てやっと理解出来ました。
人物の瞳の中に描かれているいわゆるハイライトの事だったんですね。
今時のアニメやフィギュアの塗装では当たり前の表現も当時としては画期的なものだったんですね。というか、後の人達・作品はみんなでフェルメールのまねをしてるのかも?
どうなんでしょうか?

とまあ、絵の技巧的なものはスゴいものでしたが、それ以外の印象は自分にはどうも薄いような気がします。
作品の雰囲気がおとなしいせいなんでしょうか、作者のエネルギーみたいなものはあまり感じられませんでした。
自分は、もうちょっと観ててクラクラするようなのが好きですね。
こんな事を書くとエラそうですね、誰かに怒られそうな気もしますが。

まあ、こういうのは好みの問題なんですが、見に来ていた客層のオバチャン率が非常に高く、なるほどこういう人達に好まれるんだろうなあ、というのも印象でした。

その日の午前中は同展で使い、午後は東京の浅草橋の問屋街を手芸材料を扱っている店を探すのに費やしました。

前日に買いに行った、隣町の大きい手芸用品店で突然取り扱いをやめてしまったためにこういう事になりました。
こちらも時間はかかりましたが、なんとか目的は果たせました。

休暇の間は意地でも仕事はしないつもりでしたが、なんだかんだいって結局やっちゃいました。ハ〜。
でも、夜間はコトブキヤさんのプラモデルを組んだりしてました。
フレームアームズの「フレズヴェルク」という変形ロボのキットです。
時間が足りなくなってしまい、組み上げる事こそ出来ませんでしたが、素晴らしいキットですね。
基本となってるフレームを使って差し替えなしで変形を可能にしており、さらにデザインのポイントとなっている各所に配置されたクリアーパーツが美しいです。
このクリアーパーツを生かすため、ゲートの位置などがとても考えられており、感心というか感動しました。
うん、フェルメールよりもこっちの方が心が動いたかも。

とまあ、そんなわけで最低限は休暇を楽しみました。
次回の休みはまた半年後ぐらいですね、ちょうど次回作が組みたったあたりでしょうか?
今度こそ、ガッツリ休みたいですね。

by 高島

高島 肇 の紹介

スタジオ・ハーフ・アイ代表にして大黒柱の原型師。変形ギミックに命を懸ける、まさに変形の鬼。代表作:完全変形ゲッターロボなど多数。
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