2009 年 1 月 27 日

待ってましたのデイヴィット・ブリン!

高島 肇 — カテゴリー: 日記 @ 3:36 PM

設計でカンヅメになっているかと思うと、色々と対外的な仕事もあったりで、スイマセン、先週のコラムさぼりました。
 
先週末、久しぶりに図書館に行きまして、前々から読みたかった小説が見つかり、早速借りてきました。
このいそがしいのに全く・・・全くもって、我慢できませんでした。
文庫はねー、ぼやぼやしてると店頭からなくなっちゃうことがあるんですよねー。
未読の本がどっさりあるもんで、躊躇してたらなくなっちゃったんです、この本も。
 
で、図書館に行ってみたらあっさり見つかったもんで、うれしくなって借りちゃったというわけ。
 
タイトルは「キルン・ピープル」、SFであります。
作者名はデイヴィット・ブリンです。
自分はこの人の大ファンであります。
非常に世界感というか、舞台の生活感を表現するのが上手い人で、すごく異質な舞台でもそこに生活する人たちをとても生き生きと描いています。
映画・アニメ・小説を問わず、舞台の臨場感というんですかね、そこにいる気分にさせてくれる作品が自分は好きです。
 
ただ、クドクドそこの生活感だけを説明していると飽きちゃうんで、そうさせずにストーリーでその世界を引っ張り回してくれるあたりがホントにうまいです。
 
今回読んでいる話もかなり変わった世界です。

ちょっと未来の話で、ある技術革新により陶土(キルン)様の物質で形作ったコピー人形に自分の精神を転写すると、24時間の期限で自分と同じ人格を持ったコピー人間が使役できる、ということが一般化した世界が舞台。
個性や生命、仕事などの概念がこの技術のせいでガラッと変わってしまっている。

このコピー人間は様々な作業レベルにあわせて調整されていて、色が設定されており、能力も様々。
頭はいまいちだけど、雑役に向いているグリーン、事務的な仕事が向いているグレイ、思考活動がエボニーなど。
他にもパープルとかレッドとかもあります。

主人公は探偵である誘拐事件の捜査を依頼されて、このコピーを使役して捜査を展開するわけ。
コピーとはいえ、全部自分の人格を持っているので、ストーリーの語り口は必ず一人称です。
基本的にはハード・ボイルドな雰囲気なんだけど、微妙にコミカル(コピー同士でも色のレベルにコンプレックスがあって、愚痴ってみたりと)なところもあって楽しめます。 
 
まだ序盤なので、これから話がどういう方向に行くのか分かりませんが、この先が楽しみです。

by 高島

2009 年 1 月 13 日

ドラマ内蔵モデル!

高島 肇 — カテゴリー: 製作全般 @ 3:33 PM

現在『完全変形CVライキング(仮)』の次の、新しい仕事にもかかっています。
いくつか掛け持ちで進行させていますが、これは3月発売を目標としてます。
ネタは・・・まだ秘密ー。
もうしばらくしたら、発表します。
 
いつものサイクルで、造形の作業が終ると再び次の作品の設計に入るわけですが、この時期が結構ナーバス。
何しろ、確実にキツい日々が始まるのはわかりきってますからね。
 
今回も色々と大変そうです。
必死になってアイディアを絞り出さなければ、乗り越えられないようなところがすでに、現時点でいくつかあります。
「完全変形」規格である以上、差し替えなどはありません、絶対。
それをやっちゃったら、今までの努力が水の泡です。今まで不可能だと言われていたネタを、一歩も退かずにこなして来たんですから。
もちろん、楽な道のりではありませんでしたよ。
よく「ゲッターロボをこなせたんだから、他のは楽だろ」という声が聞こえてきますが、トンでもない話です。
わかってないなー、どの作品もゲッターロボと同等かそれ以上に大変でした。
毎回手を抜かず、自分の能力一杯で仕事してんだから楽なわけないですよ!
 
たとえば、AからBという地点に移動するというシチュエーションがあったとして、道順は色々と想定されます。
このルートを考えるのが自分の仕事なわけです。
単に早く移動するのは簡単ですが、ウチの場合は、遠回りをしてでも「移動という行為」そのものを楽しめるような道順を選びます。
自分は、どんな行為にもドラマが内在していると思うので、それに出会えるようなルートを選ぶのです。

物事を楽しむというのは、そういうことじゃないでしょうか?

まもなく一次原型が完成のライキングも、これから着手するキャラクターも、とてもドラマチックな(エラく難しい)ギミックが内蔵されてます。
その辺りを一緒に楽しんでいただけると、非常にうれしいです。

by 高島

2009 年 1 月 6 日

今年もがんばりましょう!

高島 肇 — カテゴリー: ライキング, 日記 @ 2:30 PM

あけましておめでとうございます!

世の中は大変な状況で新年が始まりましたが、ともにがんばっていきましょう。
我が社の作品が少しでも皆さんの元気のもとになることができれば、と思っております。

さて、年末、お正月は皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか、休めましたか?
仕事始めにウチのスタッフに聞いてみると、風邪をひいちゃったとか、忙しかった、等々の答えがほとんどで、みんな疲れた顔してますねー。
この時期はそんなもんかもしれませんねー。

かくいう自分は例年のごとくで、コタツにべったり張り付いたヤドカリ状態で、ズ〜っと『完全変形CVライキング(仮)』の原型を作ってました。
結構、体力的には楽だったらしく、減りまくってた体重も2kgほど戻ったりで、休息にもなってたらしいです。
というわけで今年は、あらためて正月休みを取り直す必要もないだろう、ということでこのまま仕事のピッチを上げたいと思います。
ライキングの次の仕事ももう設計が始まってますからねー。
どうぞ、今後の発表をお楽しみに。

それではみなさま、どうぞ今年もよろしくお願い致します!

by 高島

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