今回はスタジオ・ハーフ・アイの作品の楽しみ方について。

すでに何年もウチの作品に親しんでいただいている方には、「なんで今さら」な感じではあるのですが、最近ウチの事を知ったというような人もおられますので。

「なんで完全変形にすんの? バラバラにして、もう1回くっつけちゃえば楽じゃん?」とか、「変形なんかしなくていいから、安くしてください」とかのご意見をいただくこともあるというのも、今回のお題を選んだ理由のひとつ。

なぜ、わざわざめんどくさい「完全変形」なんて条件で作るのか? 理由としては『謎解きの面白さが変形・合体するデザインにはある』からです。パズルに近いかもしれません。答えが決まっていないパズル。

やった事がある人は分かると思いますが、難しそうなパズルほど、解けた瞬間や答えを聞いた時に「なるほどー!」とか「えー!?」とか「いや、こんなの認めねー!」とか思うでしょ? 解けた瞬間に、いろんな気分がドバーッと噴出して来るわけですよ。

・・・非常にドラマティックだと思いますね。今はやりの「アハ効果」もあると思います。そういったエンターテイメントが非常に好きなので、自分の作品にはそういう要素を入れています。好きじゃなきゃできない、というのもあるしね。

あるいは、手品にも近いかもしれません。こういう動きをした方が「面白い」とか「こう見える」とか、心理学的な計算が入ったりすることもあるからです。なので、「おー、(それっぽく)見える、見える」とか、観客である皆さんからそういうリアクションを頂ければ、こちらとしては願ったりかなったりなわけです。

さて、これからは、設計中のものや出来上がった作品のいわゆる見せ場を、本番(手に取っていただいた時)までの前振りとして、ヒミケンの方でレポートしていこうと思います。ただし不定期ね。書きたくなった時に書きますので。

さて、それでは第1回目を始めましょう。今回は『完全変形グルンガスト』の話。(こちらをクリックして)ヒミケンのページへどうぞ。

by 高島

高島 肇 の紹介

スタジオ・ハーフ・アイ代表にして大黒柱の原型師。変形ギミックに命を懸ける、まさに変形の鬼。代表作:完全変形ゲッターロボなど多数。
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