「フリントストーン」みたいなクルマになるかも。

今回の冬は、横浜はついにまったくと言ってよいほど雪が降らず、いよいよホントに温暖化が進んできている気がします。

ただ、空気中の二酸化炭素などに関しては直接的には何もすることができないので、その二酸化炭素をなんとかする機械とかは作れないものかと、ちょっとネットで調べてみました。

まず、技術的には可能ではあるのですが、非常にむずかしいとの事。とくにコストが問題だそうです。もともと二酸化炭素は、人間がエネルギーを得るために何かを燃やした結果発生しているもので、単純にこの二酸化炭素を分解するには、最初に取り出したエネルギーと同じぐらいかかるとの事。

二酸化炭素分解マシーンが稼働するには、同じだけ二酸化炭素を発生させなければいけないってんじゃ、動かす意味は全くないですよね。

分解と言わず、別の物質に変換するのも似たり寄ったりで、例えば二酸化炭素と水素を反応させてメチルアルコールにするには2〜300度に熱しなければいけないのと、高圧力状態にする必要があるそうです。聞いただけで、エネルギーがかさみそうです。

また、昨今増加しているとの事ですが、本来、空気中に二酸化炭素はちょっとしか存在していないため、これを集めるのにもすごくコストがかかるそうです。

どうすれば良いんですかね? 発生源のクルマの排気管とか、工場の煙突とかに機械を取り付けられれば、収集の手間は省けるにしても、やはり稼働のコストは回避できません。

で、当面の二酸化炭素を減量化するのには、やはり、二酸化炭素を吸収してくれる植物が一番有効だそうです。太陽光によるソーラーシステムで稼働するので、上記のコストはほとんどかからずめでたしめでたし、という事です。さあみなさん、がんばって町中をジャングルにしましょう!

ところが! もう1件面白いレポートを見つけました。なんと植物は二酸化炭素の低減には貢献できない、という内容です。

植物は光合成で二酸化炭素を吸収するというのは間違いないのですが、あくまで分解ではなく吸収して体内に固定するだけです。植物も生物である以上、寿命が来て枯れたり倒れたりすると微生物などによって分解され、その時に植物の中に取り込まれていた二酸化炭素はまた外界に放出されます。

また、材木などの原料に使用されて家などの形を保っている間は良いのですが、それらが老朽化して燃やされたりする場合も同じです。こういう廃材を利用した代替燃料エタノールなどが取りざたされていますが、これらも当然燃やされると二酸化炭素を排出するわけで、減る方向には行っていないとの事。

結局、二酸化炭素を低減させるのに植物が有効なのは、吸収固定化させた後に、二酸化炭素を再び外界に帰れないように土中深く、放射性廃棄物の様に厳重にパッケージしてズンドコ埋めていくぐらいしかなさそうですね。ただ、その保管施設を建設するのにもコストがかかりそうですが。

とにかく、なにかをしようとすると、それに伴って動力を動かし、二酸化炭素を増やす事になるので、むずかしいですね。代替燃料エタノール車なんてもう古い! これからは人力車の時代ですよ! でも、自分でクルマを引っぱるのはイヤだなあ。

by 高島

高島 肇 の紹介

スタジオ・ハーフ・アイ代表にして大黒柱の原型師。変形ギミックに命を懸ける、まさに変形の鬼。代表作:完全変形ゲッターロボなど多数。
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