「勝ち組」「負け組」、ろくでもない基準ですね。

先週末にテレビで、IQがどうとかいう番組をやってるのを見ました。

会場にいるゲスト・視聴者が出題に答えて、自分のIQのレベルとか向いている職業とかがそれで分かる、という内容でした。それなりに面白い問題が出ていたので自分も見てたんですが、段々気持ちが悪くなってきたんで、途中で見るのを止めちゃいました。番組の内容が露骨でどうもねー・・・。

会場のゲストがそれぞれ年収別に座らされてて、その上で、出題に対する点数がどうとかこうとか言われるわけ。そういうのはこういうことでしょ。年収の少ないものはIQが低くて、高年収の人間はIQが高い、もしくはそう思われがちだから、年収にそぐわない点数を出した人は番組的に面白い。

・・・どうもねー。好きになれませんね、そういう考え方は。ゲストの一部ではニュースで話題に上っている人もいて、もちろんその人は頭のいい人なのかもしれないけれど、自分の印象では能力が高いというよりも、それ以上に「ズルさ」が際立っているような気がします。金持ちなのはうらやましいですが、それ以外のところはそうでもないかな。

最近、「勝ち組」だの「負け組」だのにやたらこだわる人がいる様ですが、その「勝ち」の基準が気になるところです。単純に多く金を稼いだから? 誰かを負かしたから? 自分はうまく立ち回っていると思うから?

たぶんそういう人達は、とにかく自分が「負け組」に入らないようにするために必死になって、「勝ち組」のカテゴリーに自分が入っているのを確認して、安心したいんだと思うんですが、前述したようなズルさのみの場合で考えれば、いつかは絶対「負け組」に入ってしまうと思います。上には上(つーか、下?)がいますから。

その時、その人はどうするんでしょうかね。自分を保てるんでしょうか? さらにもしかして、貧富の差が発端で革命かなんかが起きたときに、真っ先にブッ殺されるのは、そういういわゆるズルい「勝ち組」の人達なんじゃないでしょうか? その場合はち〜っとも羨しくないですなあ。まあ、この国で革命なんかは起きないとは思うけど。

どうも前述のIQの番組がその「勝ち組」「負け組」に関連している様な気がして、こんなことを考えてしまったわけです。

いずれにしても物ごとには反動というものがあるので、「勝ち組」「負け組」、止めたほうがいいと思うな。

by 高島

高島 肇 の紹介

スタジオ・ハーフ・アイ代表にして大黒柱の原型師。変形ギミックに命を懸ける、まさに変形の鬼。代表作:完全変形ゲッターロボなど多数。
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