鋼鉄製の新型設備が届きました。

本日、ついに我が社に真空注型機がやってきました。デカイですよー。オール鋼鉄製でこれでもか! というぐらいのゴツイ作りです。当社は建物の2階部分で階段以外は上がってくる手段がないため、分割した各パーツをクレーンを使って窓から搬入しました。が、自分が会社に来たときはすでに本体部分の搬入は終わっちゃってまして、その辺の作業は見そこなってしまいました。いやー、見たかったなー。

これでいよいよ本格的に自社成形が可能になります。うまくいくと良いのですが。

さて、これに先立つこと1ヶ月ほど前より、この機械のメーカーさんから練習というか、ゴム型用の補助的な作業をするために小型の真空脱泡装置を借りて、いろいろと勉強しておりました。この機械はポンプで作業ルームの中を真空状態にして液状の状態のゴム型から気泡を抜くためだけのもので、注型用の装置は付いていません。

が、本物が来るまでどうにも待っていられなかったので、身の回りにあるワイヤーや掃除機の部品などを使い、半自動の注型設備を作って「最小変形ゴッドグラヴィオン」の足りないパーツの成型とかをガンガンやっちゃってました。

やっぱり理屈だけ知っててもダメですね。やってみないと分からない事だらけで、数限りなく失敗を繰り返したおかげで短期間のうちに相当勉強できました。まあ、部品供給の助けにもなったし、勉強もできたのはとても良いことなんですが、先週末に一通りの作業が終わって機械を見てはたと気が付きました。すっごい汚れちゃってるんですよ。加えてアクリル製の作業ルームのカプセルには細かいヒビがびっしり入っちゃってるし。

どうも注型で使用する有機溶剤のせいらしい。せめて汚れだけはと数人がかりで掃除しましたが、悲しいかなヒビだけは掃除をしてもどうにもなりません。というか、シンナーで拭いたせいか、何だかヒビが更に増えてる感じがするぞ!?やっべー、明日の搬入時に怒られちゃうかなー!?

で、今日になって一通り搬入作業も終わったあたりでとりあえず素直に謝りました

「すんません!」

最悪の場合「買い取り」も覚悟してたんですが、「良いですよ。」と言われて胸をなで下ろしました。良かった〜。

by 高島

高島 肇 の紹介

スタジオ・ハーフ・アイ代表にして大黒柱の原型師。変形ギミックに命を懸ける、まさに変形の鬼。代表作:完全変形ゲッターロボなど多数。
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